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吉田地域審議会要望と回答(平成25年1月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0000207 更新日:2015年7月1日更新


【要望書が提出された日】平成25年1月9日
【市が回答した日】平成25年1月29日

No. 区分 意見(要望)事項
1 要望 吉田町防災行政無線の戸別受信機の維持管理について
2 意見 公民館主事の嘱託化について
3 要望 おねり保存について

No.1 吉田町防災行政無線の戸別受信機の維持管理について

意見(要望)
  1. 平成24年10月から11月に戸別受信機の点検と電池交換を行ったと思いますが、その結果を教えてください。
  2. 設置から12年経過していますが、故障数、世帯の移動により設置されていない戸数はどのくらいあるか教えてください。
  3. 現状を十分に把握できているか教えてください。
  4. 設置できていない家庭への早急な設置をしてほしいです。
  5. 維持管理を徹底してほしいです。
  6. 消防団による家庭訪問での確認をしてはどうでしょうか。
回答
  1. 世帯数(住基H24.12.31現在) 4,246世帯(施設入居除く)
    設置数 3,253世帯、点検数 3,010世帯、電池交換数 3,010世帯、留守 243世帯
  2. 故障数につきましては、244世帯あり、現在、修理対応をしています。
    設置されていない戸数につきましては、1,000世帯程度あります。(世帯分離による未設置世帯を含む。)
  3. 吉田町の戸別受信機につきましては、今回初めて委託業者による電池交換を実施し、全戸訪問、全受信機の点検を実施したため、現状把握はできると考えています。
  4. 申請によって予備の戸別受信機での対応をしますが、未設置世帯全部につきましては対応しきれませんので、今後、コミュニティFMを活用した防災ラジオへの切り替えを含めて未設置世帯が無くなる様に検討します。
  5. コミュニティFMを活用した放送設備の整備を検討していますので、その中で維持管理についても検討します。
  6. 確認は通信業者が適当と考え、通信業者での確認を実施したところですので、消防団による家庭訪問での確認は、現時点では考えておりません。

以上(危機管理課 回答)

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No.2 公民館主事の嘱託化について

意見(要望)  第1次宇和島市総合計画 後期基本計画(素案)に、
「市民主導型の学習活動や地域の自立を促進するため、公民館主事を地域から採用した嘱託職員とし、これまで以上に地域との一体感を高め、地域の活力を増進させることが必要です」という文言が織り込まれています。
公民館主事が嘱託職員になるとは聞いていましたが、
  1. 市民主導型の学習活動や地域の自立を促進
  2. 地域との一体感を高める
  3. 地域の活力を増進させる

 これらは地域から採用した嘱託職員が主事となることで達成できるとは考えにくいです。むしろ、公民館主事にはより高い専門性が求められます。
 特に、「多様化する学習ニーズへの対応」、「地域コミュニティの拠点施設としての公民館機能の充実」が、現在できていないのであれば、主事の嘱託職員化で改善できるとは思えません。また、教育指導職員の定期的な公民館訪問による指導・助言と、研修事業の開催により主事の資質を図るというような後付けの対応で、大きな効果を上げられるのでしょうか。
 市民主導の活動・地域の自立促進を図るためにも、一個人の熱意による解決を期待するのではなく、公民館主事には高い専門性を備えた人材の配置を希望します。

回答  後期総合計画の計画目標の遂行につきましては、生涯学習課職員が主導的に総合計画に係る事業施策や学習プログラムを作成し、主たる事業の実施施設である公民館と連携を図りながら進めてまいります。
 ご指摘のとおり、嘱託主事の採用に際して、社会教育・生涯学習の専門的な知識・技能を有した応募者が極めて少ないのが現状で、「公民館主事としての知識・技能の低下が公民館活動の低下を招くのでは」とのご意見もごもっともです。しかしながら、正規職員が新任公民館主事として着任した場合もスタートラインは同様です。
 今回、公民館主事の嘱託化を進めるにあたり、生涯学習課では、
  1. 嘱託主事の資質向上
  2. 職種に応じた事務量の軽減
 を図ることにしています。
 具体的には、1.について、「月例の館長主事会の開催」、「教育指導係職員の巡回指導(週3日程度)」、「職員研修事業の実施(年間20回程度)」により、これまで以上に公民館と生涯学習課との情報交換・連携を密にし、公民館運営の指導・助言を行っています。

 また、2.につきましては、教育行政として担うべき事業(学級・講座等の教育事業)と地域住民の積極的な参画により行う事業(共催事業)を区分し、生涯学習課と公民館が事業分担することにより、主事の事務量の軽減を図って行きます。
 本年度、津島地区におきまして、公民館主事を嘱託化しましたが、こうした方針のもと、嘱託主事の資質向上と公民館運営の支援・指導にあたるなかで、公民館報の発行等の新たな取り組みも見られ、地域住民から、「嘱託主事になって公民館活動が低下した」との声は聞かれませんし、地域から採用した嘱託主事でも、各種の研修事業と経験を積むことにより、公民館主事として充分に対応可能であると考えます。また、地元の人材だからこそ、地域に関する知識が豊富であり、正規職員のように短期間での職員の異動が極めて少なく、総合計画の計画目標達成に係る事業への取り組み等、中・長期的に公民館事業に携わることが出来るといったメリットもあります。
 このように嘱託公民館主事の資質向上に努めながら、教育活動の低下を招かぬよう、これまで以上に公民館との連携・協力を図りながら計画目標の遂行に努めたいと考えています。
以上(生涯学習課 回答)

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No.3 おねり保存について

意見(意見)  秋の祭礼のお練り行列について、現在お練りのお車が5台(内1台は造り替えを検討中)、番外が1台、不参加2台(修理が必要)が現存していますが、現存しないお車をどのように復元して、吉田祭礼絵巻物にあるようなお祭りを復活させるか、また、人口減少による参加者(お車の引き手)をどのように確保するかを考えています。
 現在は市指定無形民俗文化財ですが、今後愛媛県、更に国の指定文化財を目指し、まちおこしの一つとして、来町者の起爆剤にしたいと思います。
 そのため、文化財の保護や復活のための手伝いをお願いしたいです。
 例えば、お車の復元には多額の費用がかかるため、どこかの補助金等がないか知恵を貸していただいたり、引き手の確保については、ボランティアの人々や市職員の協力をお願いしたいです。
回答  「おねり」は300年以上の歴史があると言われ、おねりの山車・人形・幕等は豪華な装いが施されており、江戸後期から見られる練り物が登場していることが、非常に珍しく、宇和島市指定の無形民俗文化財として、貴重な市民の財産となっています。
 ただし、この豪華な幕等を新調するのには、多額の費用を伴い、市単独予算では財政上困難なものとなっているのが現状です。そのため、合併後におきましては、文化庁のふるさと文化再興事業(国100%補助)を活用し、新調等に取り組んできましたが、昨年度から国の補助形態も様変わりし、幕等の新調のみでは10万円が限度となり、対応できない状況になっています。また、他財団等の助成も低額で、全額補助というのは現在のところ見当たらない状況です。
 その中で、平成25年度は愛媛県観光集客力向上支援事業実施に伴う要望書が提出されていますので、来年度補正予算で対応できるかどうか検討し、継続して補助対象事業の探索を行っていきたいと思います。また、引き手の確保につきましては、保存会等と協議していきたいと思います。
以上(文化課 回答)

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