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宇和島地域審議会要望と回答(平成20年10月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0000204 更新日:2015年7月1日更新


【要望書が提出された日】平成20年10月17日
【市が回答した日】平成21年2月9日

No. 区分 意見(要望)事項
1 要望 固定資産税の均一化の早期実現について
2 要望 市道が関係する交通事故多発交差点の点検と対策の検討について
3 要望 職員研修の充実について
4 要望 宇和島市職員給与のあり方について
5 質問 南予文化会館の活用について
6 要望 丸山公園の桜について
7 要望 市議会議員の定数削減について

No.1 固定資産税の均一化の早期実現について

意見(要望)  前回の地域審議会で、このことについて要望した際、「今年中には税率の統一化に向けた方向性を出したい。」という返答でしたが、その後どうなったでしょうか?
 12月頃には決定し、平成21年度の固定資産税の賦課時から統一した税率を適用したいというお考えでしたが、その後の進捗状況も含めて早期実現についての考えを聞かせていただきたい。
回答  固定資産税の税率の統一化につきましては、税負担の公平性の観点からも、早期に実現したいと考えております。しかし、税率の変更に係る条例改正は、議会での議決事項でありますので、事前に議員の方々にも十分に説明をさせて頂き、理解を得る必要があります。そのため、8月8日の全員議員協議会におきまして、理事者側から税率の早期統一化に向けた要旨を説明し、各議員会派においても勉強会等を開き、十分な協議をして頂きたい旨のお願いをしたところです。
 しかし、一部の議員から「平成22年度までの5年間は、現行の不均一税率を適用することは合併協議会での決定事項であり、協議の必要はない。」という大変厳しい意見を頂きました。それ以降、各議員会派において税率に係る協議はされず、進展のない状況でありますが、再度、協議して頂きますように働きかけをしたいと考えています。市としてもできるだけ早く均一化したいと考えています。
以上(税務課 回答)

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No.2 市道が関係する交通事故多発交差点の点検と対策の検討について

意見(要望)  市道が関係する国道、県道との交差点での出会い頭の衝突事故、また市道が関係する三叉路で、右折待機車両に後続車両の追突など同じ地点での同様事故が継続して起こっています。交通安全協会等関係機関も含め早急な対策会議を開催し、抜本対策を打ちたてられますよう希望します。
(例 県道57号線根無川交差点、国道56号線高光農協三叉路)
回答  三叉路の改良等は予算の関係もあり、建設部としても早急な対応はできないのが現状ですが、カーブミラーの設置等取り組めることから対応していきたいと考えております。また、県道・国道については、道路改良やカーブミラーの設置を要望していきます。交通事故多発地域の点滅信号を完全信号にすることの検討や、一時停止の標識等の設置について、警察署や交通安全協会と連携、協議していくことを検討していきたいと思います。 以上(建設課 回答)
 交通安全につきまして春、秋、年末に交通指導員、交通安全母の会、宇和島交通安全協会等に協力依頼し、啓発活動を行っています。市としても警察署や交通安全協会と連携、協議していくことを検討していきたいと思います。
以上(総務課 回答)

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No.3 職員研修の充実について

意見(要望)  職員の資質向上が求められている時代の中で、どのような職員研修が行われているのでしょうか。「部落、自治会の行事に参加しない。」「職務に関する質問の応対が充分ではない。」「市民の目線に立った対応ができているか。」
 市民の手本であるという意識を持って、仕事に取り組んでいただきたい。
 そのための一般研修や職務研修を充実させ、人事異動についても、そのことが反映されるように考えていただきたい。
回答  職員研修は、職場内研修と職場外研修に大別されます。各職場における職務に関する知識や能力は、日々の業務を行って行く中で、主に係長以上の職員が部下に対して行う職場内研修によって高めて行くものです。また職場外研修としては、業務に関する専門的知識のさらなる習得を目的として、各課において関係機関への派遣研修を実施するほか、人事課予算措置による市町村アカデミーや愛媛県研修所への派遣研修を実施しております。さらには、これらの研修修了者によって職場内研修を実践していく事によって、研修効果が一層高まるものと考えております。なお、人事異動にあたっては、職員の研修実績も考慮のうえ、適材適所への配置を行う必要があると考えます。またご指摘のあった、市職員の自治会行事などへの参加や、市民の目線に立った対応という点については、職場内研修の実践も含め、機会を捉えて意識啓発を行っていきます。当市の平成20年度における職員研修の主なものは、次のとおりです。今後も研修内容の充実に努めていきます。
(平成20年度の研修に関する予算(人事課措置分):1,001千円)
  1. 市町村アカデミー(農山村漁村地域の活性化、地域ブランドの創造など)
  2. 愛媛県研修所における階層別研修(課長級研修、係長級研修、中堅職員研修)
  3. 愛媛県研修所におけるステージアップ研修(クレーム対応講座、地方自治法講座、折衝力・交渉力講座、複式簿記講座など)
  4. 新規採用職員研修(商工会議所主催)
  5. 一般職員研修(時事通信社登録講師による講演会形式で実施)
以上(人事課 回答)

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No.4 宇和島市職員給与のあり方について

意見(要望)  愛媛県は財政の悪化により、職員の給与を削減して3年目になりますが、2~3.5%削減しています。宇和島市は合併後、幸いにも職員の給与削減には手をつけていません。しかし、景気の後退、交付金の削減などで、市の財政状況は決して万全とは言えません。急に削減ということになれば、職員の生活は厳しいものになります。今後とも給与水準を維持していけるのでしょうか。給与水準の適正化(県内の市町の職員の給与水準に合っているか、県との比較は?)、職員給与の削減ということをやると職員の仕事に対する情熱が低下するので、できるだけ避けていただきたい。先を見通した財政運営をお願いしたい。
回答  給与水準の適正化(県内の市町の職員の給与水準に合っているか、県との比較は?)
 給与水準の比較は、ラスパイレス指数という指標を用います。ラスパイレス指数とは、地方公務員の給与額を、同等の職種、経歴に相当する国家公務員の給与額を100として算出したものです。平成19年度のラスパイレス指数は、県が97.1宇和島市93.9当市を含めた県下11市の平均は94.2で、宇和島市は県下11市のうち高い方から6番目となっています。県下9町の指数は、いずれも宇和島市より低く、市町合わせた県下の平均は91.6となっています。
 職員給与の削減ということをやると、職員の仕事に対する情熱が低下するので、できるだけ避けていただきたい。
 職員の給与は、基本的には人事院の勧告に基づき、給与改定を行います。しかしながら、県下でも財政状況の悪化を理由に給与カットを行う地方公共団体も見受けられます。 財政が悪化し、必要な施策が実施できない状況となれば、職員給与の削減も検討せざるを得ません。これをもって、職員の情熱が低下するということはないと信じますが、優秀な人材の確保という面においては問題が生じる可能性はあります。
 先を見通した財政運営をお願いしたい。
 長期的に安定した財政運営を行うため、中長期の財政計画を策定しています。現時点で分かる範囲で長期的な収入予測をたて、これに見合う事業・施策となるよう計画を策定します。また、国の補助金や交付税の制度改革、事業計画の変更等に合わせて毎年度計画の見直しを行っています。毎年度の予算編成や職員の採用など、財政計画を基に実施し、計画的な行財政運営に努めていきます。
以上(人事課 回答)

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No.5 南予文化会館の活用について

意見(要望)  音響面でも優れている南予文化会館のホールが十分に活用されていないのは実に残念です。近年では南予におけるプロのコンサート等も大洲、宇和などが多く、宇和島で開催されるのは極まれになってしまいました。また、私たち市民もイベントを企画する際、使用料が高額なことと、ホールを満席にできるほどの観客動員が難しいことから、なかなか使用に踏み切れないのが現状です。
 地元出身のアーティストたちが、県外及び海外で多数活躍をしています。彼等に新しい風を吹き込んでもらい、刺激や活気を与えてもらうことは市民文化の向上に大いに役立つことと思います。しかし、ホールの大きさからみて、個人で企画、実施するのは非常に難しいのが現状です。特定のアーティストに限定することなく、広く市民に呼びかけて、いろいろな分野で活躍している地元出身のアーティストや文化人を紹介してもらい、発表の場を設けてはいかがでしょうか。実施にあたっては、できるだけ市からの持ち出しにならないよう、関係部門の文化団体がチケット販売等も含めて全面的にバックアップしていくのが望ましいと思います。そのような機会を積み重ねていくことによって、市民の文化に対する関心を高めていくことができれば、徐々に多人数の観客動員も可能になってくるのではないでしょうか。
 スポーツ面においては、当市で全国的な大会も実施されているようですが、文化面でも南予文化会館のホールを活用して、当地の特色あるコンクールなど、全国から集えるイベントは考えられないものでしょうか。今後の計画等お聞かせ下さい。
回答  南予文化会館の運営は宇和島地区広域事務組合で貸館業務であることと、こういった施設がアウトソーシング(指定管理者制度)導入対象施設になっていくことは既にご承知のとおりです。この度のご意見にもありますように市民からの積極的な取り組みについては、できる限り協力させていただきます。市全体の事業につきましては、予算及び会場の都合上、前・前々年度には企画する必要があるため要望に答えられるようなメニューを考えていきたいと思います。
 今年度の文化芸術振興事業は、平成21年2月15日(日曜日)に劇団四季宇和島公演と3月1日(日曜日)に宝くじ文化公演を実施いたします。劇団四季公演につきましては、過去3年間実施してまいりましたが、本物の舞台を多くの市民に提供することは多少のリスクはあっても実施すべきであると、今年度も実施することとなったものです。また、今回は市内在住の小学生の観覧希望者を無料でご招待させていただく方向で準備しているところです。宇和文化会館も劇団四季公演は実施されたいのですが、劇団四季側は今後も宇和島市公演を計画されています。(南予に根付かせたいという考え)
 宝くじ文化公演につきましては、宇和島市と四国中央市の2会場で実施することで準備をしているところです。両事業とも市の持ち出し財源を極力少なくするよう努力して進めており、南予文化会館を使用させていただきます。市の事業を実施する場合でも使用料は発生しております。
以上(文化課 回答)

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No.6 丸山公園の桜について

意見(要望)  久し振りに丸山公園の桜を見に行きました。とても美しく、当地も観光の名所が増えたと喜びました。ところが、植えっ放しで、整備されていない所があり残念に思いました。場所は、標準木のあるすぐ道上で、木と木の間が詰まっているため、枝が重なり合っています。間引きして育てれば立派な木になると思われますので、ぜひ検討して下さい。
回答  現地を確認いたしましたが、道路上段の2~3段目が木の幹も細く、上に伸びていない状態でした。桜の開花時期を確認し、間引き等検討したいと思います。
以上(建設部 回答)

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No.7 市議会議員の定数削減について

意見(要望)  市議会議員は、市内に住んでいる満25歳以上の選挙権のある人の中から、4年ごとに選挙で選ばれ、議員の定数は、人口に応じて法律で決められています。その範囲内で市条例で定数を定めることができ、宇和島市の場合、条例においても30人となっています(合併前73人)。定数削減の全国的な流れの中、今後、議員定数の適正化について、自治体の財政悪化防止の一助としても、市議会議員定数の削減を検討していただきますよう要望します。市議会の特別委員会で定数の削減については検討していると聞いています。適正な定数については、その委員会の決定通りとしたいが、ぜひ削減について検討していただきたい。
回答  「市議会議員定数問題調査特別委員会」は平成19年9月議会において設置され、県内外の先進事例を参考に、これまで6回にわたって協議を重ねてきました。その間、県内ですでに定数削減を決定している東温市などの行政視察も行っております。これまでの協議における決定事項としては、(1)平成20年12月定例会までに最終結論を出す。(2)定数削減の方向で検討する。の2点が主なもので、現在、宇和島市と面積・人口等の類似した都市の定数削減状況などを参考にしながら、宇和島市における適正な議員定数について協議を深めております。なお、具体的な削減数については、平成20年12月定例会までに結論を出す予定です。⇒削減数2名。定員28名。平成21年の選挙(8、9月頃)からこの人数になることが12月定例会で決定。
以上(議会事務局 回答)

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