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印刷用ページを表示する 記事ID:0118554 更新日:2026年1月16日更新

【災害への備え 地域でつくる"いのちを守る畑"】

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みなさんは日頃から、災害への備えをしていますか?
今回ご紹介するのは、「災害時にも野菜が食べられるように」と活動する「BISAI-FARM(ビサイファーム)」です😌

代表の林昭子さんにお話を伺いました。
「専門学生のとき、阪神・淡路大震災を大阪で経験しました。怖くて動けなかったあの記憶は、今も忘れられません。その後、子育てをする中でも、『もしもの時、この子を守れるだろうか』と不安に感じていました。」と振り返ります。
転機となったのは、宇和島市も甚大な被害を受けた平成30年7月豪雨。「このままではいけない」と思い立った林さんは、防災士の資格を取得しました。

「一番身近な存在である家族で、避難場所や避難経路の確認をしておくことはもちろん大切です。でもそれだけでは足りなくて、地域コミュニティ単位で“みんなで助かろう”という意識と、そのための準備が必要なんだと気づきました。」
そんな思いから、2023年5月にNPO法人U.grandma Japan が実施する女性防災リーダー育成プログラムに参加。第1期生として、東日本大震災の被災地視察も経験しました。また、市主催の防災士ブラッシュアップ講座を受講するなど、「地域を守る防災活動」に向けた準備を重ねてきました。

防災・減災を考える中で、林さんが最も気になったのが“被災時の食”。
「被災地の食事は、野菜がほとんど入っていなかったと聞きました。」炊き出しは大人数に配りやすく、効率的にカロリー摂取できることが重視され、新鮮な生野菜はなかなか食べられないとのこと。
災害関連死が増えている現状に、林さんは「生き残った後に、生き続けることが難しい」と危機感を抱きます。そこで2023年8月、『“災害に備える野菜=備菜(ビサイ)”』を推進するためにNPO団体 BISAI-FARM を設立しました。

畑は、津波の被害を受けにくい場所や、避難所の近くにある耕作放棄地をなるべく活用。ナス、ピーマン、トマト、きゅうり、かぼちゃなど、年間約30種類の野菜を育てています。
普段は食品ロスを出さないように子ども食堂へ野菜を届けたり、子どもたちを招いて植え付けや収穫イベントを行ったりと、食育にも繋がっています。

BISAI-FARMが目指すのは、“災害時に自分たちで1週間以上生活できる”仕組みづくり。
そのために、農家さんとの連携を考えています。現在は、西予市野村町の株式会社ノムランドと連携協定を締結。今年度中に東温市の新拠点BISAI-FARM TOONとも連携協定を結ぶことを目指しています。
「ニュースで孤立集落や、支援物資がなかなか届かない場面を何度も見てきました。宇和島も同じ状況になるかもしれません。被災時に、一人ひとり、そして地域コミュニティがどうあるべきか考えるきっかけづくりができれば」と林さん。
現在、運営メンバーは6名。
「もっと畑を広げたいけど、責任を持って管理できる範囲に留めています。それでも、東京の企業から連携のお声がけをいただくなど、共感の輪が少しずつ広がっています。」
活動は畑づくりだけにとどまらず、視察の受入れや講演会・セミナーの開催、内閣府の事業への参画など、全国へと波及しています。

「備え」を「日常」に変えていくBISAI-FARMの活動。私たちも日頃から何ができるか、一緒に考えてみませんか?

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