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9/19配信
【“帰りたいふるさと”へ 学生団体の挑戦】
今年の夏、地元中高生を対象に「#わたしとふるさとゼミ」が開催されました。
これは、大学のない南予地域出身の大学生9人が2025年4月に立ち上げた学生団体「ブーメランカレッジ」(@boomerang_college)によるフィールドワーク企画です。
3泊4日のゼミ合宿には、26人の中高生が参加。大学生が考案した5つのプログラムに分かれ、フィールドワークによる地域課題の把握から解決に向けたアクションを起こすまでの過程を実践的に学びました。
⑴【教育分野】この4日間でしか味わえない「学び」と「旅」のかけ算!
~予土線を使った小学生向けの遠足をデザイン~
⑵【歴史分野】「歩く×伝える」でまちがもっと好きになる
~現存十二天守である宇和島城の観光ガイド体験~
⑶【まちづくり分野】岩松のまちなみに彩りもたらす4日間
~重要伝統的建造物群保存地区を和傘アートで彩る~
⑷【福祉分野】つながりのチカラを体感する4日間
~地域食堂をゼロから企画・運営~
⑸【一次産業分野】宇和島の“食と暮らし”を感じるそして伝える4日間
~漁業・農業の現場を体験~
そして、活動はゼミ合宿中だけにとどまりません。
後日、受講生による宇和島城ガイド(3日間限定)など、ゼミで学んだことを実践に活かす取り組みも行われたほか、郷土史の副教材づくりなど、この活動から派生した新たなプロジェクトも始動しています。
「1回きりで満足してしまうのではなく、なるべく継続して受講生たちと繋がり続けたい」と話してくれたのはブーメランカレッジ代表の井上弘一朗さん。
活動費はクラウドファンディングを活用。取組みに共感した地域内外の方々から支援が集まりました。
民間企業や行政も、協力先として取り組みに参加しています。
「面白い活動だと思っていただけたのを嬉しく思う反面、参加者や連携してくださった地域にとっても意味のある活動にしなければと責任も感じています」
遠くに飛ばしても、再び戻ってくる“ブーメラン”
大学進学で地元を離れた若者たちが、次の世代とふるさとの魅力を掘り起こし、そこから育まれる郷土愛を原動力として、人の還流につなげていくことを目指します。
「過疎化が進み、地域が疲弊していくと若者たちの足は更に遠のきます。
そんな未来に危機感を持って立ち上げたのがブーメランカレッジです。ふるさとを、同世代・次世代にとって帰ってきたい場所にするために、にぎわい創出の仕掛けづくりをしていきます。」
“100年先も続くふるさと”を目標に、大学生たちの挑戦は始まったばかり。
これからの活動にも注目です✨
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