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印刷用ページを表示する 記事ID:0118529 更新日:2025年9月18日更新

【"宇和島真珠"の魅力とブランディング~自然と人が育むひと粒に込めた願い~】
宇和島で暮らす人インタビュー28|松本 尚子(ひさこ)さん
[キーワード:#Uターン #真珠養殖 ]

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JR宇和島駅のすぐ側にやさしい光を放つお店があります。
その名前は「#うつくしみ」。
真珠養殖業を営む松本真珠さんが立ち上げられた、宇和島真珠の魅力を伝えるパールジュエリーの直営店です。

オーナーの松本尚子さんは、宇和島で生まれ育ち、大学進学を機に東京へ。
卒業後は大手アパレルメーカーで、販売スタッフや広報として働いていました。
「東京での仕事も、すごく充実していました。
でも、ふとしたときに、家業のことが心に浮かぶようになって。
一度、宇和島に戻ってみようと思ったんです。」
そうして、松本さんはふるさとへUターンすることに。

「養殖真珠は、自然の恵みと人の手で育まれています。
だからこそ、その手を止めてしまえば、もう生まれてこない宝石でもある。
そう思うと、ちゃんと残していきたいなって思っています。」
そんな松本さんは、観光客や県内の若者たちと真珠との接点を作りたいと考えるようになります。そして生まれたのが「うつくしみ」。

「古語で“かわいがること、慈愛、愛する“という意味を持つ“うつくしむ“が店名の由来です。お客さまにとって真珠が身近に感じられ、大切にしたいと思えるひと粒に出会えるお店にしたいという願いを込めました。」
その言葉通り、うつくしみのパールジュエリーは手に取りやすい価格のものからハイクラスのものまで充実したラインナップ。
「大切な方、自分へのご褒美に手にして頂けるよう、さまざまなデザイン・価格帯を揃えています。養殖場直営店だからこそ実現することができました。社員みんなのおかげです。本当に感謝しています。」

また、観光にもつながる発信の拠点になればと、指輪の手作り体験も行っています。
形や素材を自分たちで選び、刻印もできるので、記念品として人気で、カップルや友人同士で訪れる人も多いのだそう。
「真珠はどうしても高価でフォーマルなイメージがあります。だからこそ、まずは知ってもらうことから始めたいと思い、販売だけでなく、体験も取り入れました。」

松本さんが次に見せてくれたのは“サンゴパール-sango pearl-“
養殖真珠では通常、その芯となる“核”の原料として二枚貝の貝殻を使います。
その“核”に天然の宝石珊瑚を用い、アコヤ貝の中で真珠層が重なることにより、やわらかなピンク色を放つ唯一無二の“サンゴパール”に成長します。
「真珠は本来着色料で色を調えるのが一般的です。でも私たちは本来の美しさをお届けしたいので、無調色パールにこだわってきました。このサンゴパールは父が10年かけて成功させた世界初の独自技術です。きっと自然の美しさを感じてもらえると思いますよ。」

「幸福」「聡明」「長寿」といった珊瑚の宝石言葉、そして「サンゴ=産後、35(周年)」の語呂合わせから、安産や子どもの成長、家族円満・健康を祈るお守りとして、大切な方へ贈っていただけたら…そんな願いも込められています。

現在、社長となった松本さんは、お父様と真珠の魅力を伝えるために、日本全国にとどまらず海外も飛び回っています。

「父は、真珠と向き合う職人の顔と、お客さまと触れ合うのが好きな社交的な顔、その両方を持っています。松本真珠の事業が多岐にわたるのも、すべて発案は父なんです。養殖場でも営業先でも、今なお現役で活躍する姿にはいつも刺激を受けています。
私も生涯にわたって宇和島真珠の仕事に関わり続けたいと思っています。」
 
松本さんのお話からは、ご家族や社員の方々への深い敬意と温かい感謝の気持ちが、幾度となく伝わってきました。

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