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10/31配信
【イベントプランナーの仕事で地域に貢献】
宇和島で暮らす人インタビュー29|宮土 良太さん
[キーワード:#Uターン #イベントプランナー ]




イベントプランナーとして、南予地域を拠点に活動している宮土さん。
活動の原点は、大学時代に参加した東日本大震災の災害ボランティアだったそうです。
「現地の方から『あなたの地域の防災も考えてほしい』と言われたことが心に強く残っています。その後、学生団体を立ち上げ、地域住民が災害と向き合える場をつくりました。」
この時の経験が、宮土さんの目指す「地域に寄り添う“コト”づくり」の基盤となっています。
大学卒業後、宇和島へ戻り就職した宮土さんでしたが、「愛媛って、宇和島って、客観的に見てどんなところがいいのだろう。」と考え、愛媛を飛び出し日本一周の旅へ。
旅のルールは「愛媛県にゆかりのある人物と出会うまで次の県に進まない」こと。
「県外で出会った愛媛出身者の多くが『いつかは戻りたい』と話してくれました。遠くに住んでいても心は故郷にある。そんな想いに触れ、改めて宇和島の魅力に気づき、ここに暮らす若者に、地元へ帰る選択肢を作ってほしいと思うようになりました。」
そして、宮土さんは宇和島でイベントプランナーの活動をスタートさせます。
イベントプランナーとしての初仕事は、「真鯛」をテーマにした「鯛弁当コンテスト」の企画運営でした。
「宇和島は養殖真鯛の生産量日本一なのに、地元の人が日常的に食べる機会は少ない。」そう感じた宮土さんは、宇和島の人に地元産の真鯛の美味しさに触れてもらうと同時に、コロナで打撃を受けた事業者の支援にもつながるイベントを企画しました。
また、平成30年西日本豪雨災害の経験から防災・減災教育の必要性を感じていた宮土さんは、小・中学校からの依頼を受け、防災教室の講師も務めました。遊びの中で防災・減災の意識を高めてもらおうと、避難所の運営や災害時のリーダー育成を体感できるゲームを用いて、生徒へ呼びかけました。
小さな気づきから、地域課題を掘り起こし、誰もが参加しやすい“コト”として実践する-宮土さんの「ものごとを俯瞰的に見る」力と行動力が活かされた取り組みです。
最近では、「NPO法人アソビゴコロ」を立ち上げ、南予地域の若者の孤立に向き合っています。
「就職後、新しい友人関係を築く機会が減ることが若者の孤立の一因だと考えました。」
水鉄砲合戦、レザークラフト教室、フルマラソンスタートアップ講座、街歩きイベントなど、若者が職場以外で楽しみながらつながれるイベントを次々と企画しています。
「アソビゴコロの活動が、誰かと誰かを繋いで、新たな関係性やモノ・コトが生まれたらいいなと思っています。」
今でも休みの日は日本各地に旅に出て、気になる人に会ったり、イベントに足を運んだりしています。「閉じこもっていると停滞してしまうので、日々アップデートすることを意識しています。」と宮土さん。
宮土さんの企画力と行動力が地域に新しい風を吹き込んでいます。
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