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三間地域審議会要望と回答(平成20年10月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0002766 更新日:2015年7月1日更新

【要望書が提出された日】平成20年10月29日
【市が回答した日】平成21年2月9日

No. 区分 意見(要望)事項
1 要望 特定健康診査について
2 要望 三間地域の学童保育新設について
3 要望 市道黒井地本線道路改良工事について

No.1 特定健康診査について

意見(要望)  旧三間町では、基本健診によって病気の早期発見、早期治療といった保健指導のもと検診を受けていましたが、平成20年度から国の制度によって基本健康診査のあり方が大幅に変わりました。厚生労働省では、メタボリックシンドロームを防ぐために、予防を含めた対策が急務ということで、検査内容から心電図・眼底がなくなりました。これでは健診の効果がなくなったような気がし、平成21年度から受診者が減少するのではないかと思われます。宇和島市国保被保険者で、平成20年度内に40歳~74歳になる人は、特定健康診査を受けるので、(後期高齢者は別)市は検査内容を見直し、市独自の持出しで検診内容を充実し受診者増を図られてはどうでしょうか。
回答  平成20年度から実施の特定健康診査における心電図、眼底検査については、特定健康診査における詳細な健診として認められてはいるものの、平成19年度の検査の結果により、メタボリックシンドロームのリスクの高い方のみ実施するという規定があります。当市においても、過去のデータから国が認めるリスクの高い方については詳細な検査を実施しております。しかし、その対象となる方は平成19年度に比べてもかなり少ないと言えます。ご指摘のとおり健診の内容を充実して魅力ある健診とすることで、受診者の増加を図る一因になると考えます。しかし、健診の検査料について考えた場合、心電図は、1,575円、眼底検査は588円であり、平成20年度の受診者見込み数で試算した場合、約8,000,000円を市の持ち出しで実施することとなりますので、今後の検討とさせていただきたいと考えます。
以上(保健健康課 回答)

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No.2 三間地域の学童保育新設について

意見(要望)  宇和島市のベッドタウンとして定住促進・宅地分譲化されている中で、当然家族形態の変化が起き、核家族化・共働き世帯が増加しています。保育園等では早期・居残り保育、0歳児保育と働く親にとっては手厚い仕組みになってきましたが、就学し、最も保護すべき年代である低学年児童の安全確保の面では十分とは言えません。児童数の多い旧宇和島地域では実施されているようですが、三間地域には、三間小学校に週3回の子ども教室がありますが、毎日利用できる学童保育がありません。三間地域は、他地域に比べ遅延しているのが現状です。働く若い世代が安心して子育てできる環境整備こそが、発展につながると思います。祖父母同居の多いこの地域ではニーズの低い意見とは思いますが、少数派意見でも傾聴して頂き、危機感と先見性を持って学童保育の新設が早急にされますよう、切にお願い申し上げます。
回答

 現在、宇和島市においては、放課後児童クラブを9クラブ・子ども教室を6教室開設しております。内訳は、宇和島に児童クラブ7と子ども教室5・吉田に児童クラブ1・津島に児童クラブ1・三間に子ども教室1となっております。平成19年度から、国は、放課後における子どもの安全で健やかな居場所づくりを推進するため、教育委員会が主導で福祉部局と連携を図り、学校施設等を活用した総合的な放課後対策として、「放課後子どもプラン」を創設しました。宇和島市においても、平成19年度に教育委員会に「宇和島市放課後子どもプラン運営委員会」を設置し、地域のニーズ調査を実施し、小学校の理解を得て開設出来たのが、宇和島(住吉)と三間(三間)の子ども教室です。子ども教室は平成20年度が初年度ということや、指導者(安全管理員・学習アドバイザー)の確保も困難であったため、週3日の開所・長期休暇中は閉所というかたちでスタートしました。今後、開所日数を増やしていくことは検討課題であると考えています。働く世代が安心して子育てできる環境整備が大切であることは、充分理解していますが、新規開設となると経費に対する費用対効果や学校施設の開放等の諸問題も検討していく必要があります。今回の三間地区においての希望につきましても、「宇和島市放課後子どもプラン運営委員会」に報告し、検討していくべきと考えています。

○参考(対象児童)
  • 放課後児童クラブ→保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校1~3生・その他健全育成上指導を要する児童。10名以上でないと国から補助が出ない。
  • 子ども教室→小学生すべて。
  • 子ども認定園→今後検討。
以上(教育長 回答)

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No.3 市道黒井地本線道路改良工事について

意見(要望)  本道路は三間地区でも最も重要な生活道路でありますが、幅員が狭く、歩行者や車の離合に支障をきたしております。特に三間小学校・三間中学校の児童生徒の登下校に際して非常に危険です。本路線改良工事の早期実現を要望します。
回答  市道黒井地本線は、41番札所龍光寺への路線及び、地域の生活道路として使用頻度が高い路線であると同時に通学路としても利用されており、通行の安全、離合困難箇所の解消を図るためにも改良が必要と考えております。現在、宮野下地区において愛媛県による内平ヶ谷川の改修がなされており、兼光橋の改良について計画中です。愛媛県と協議・調整をしながら、橋梁改修を進めたいと考えております。道路改良につきましては、高速関連事業の進みぐあいや市の財政状況を鑑みながら進めていきます。
以上(支所産業建設課 回答)

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