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新型コロナウイルス感染拡大防止に関して(市長メッセージ)10
メッセージ全文
昨日(6月18日)、中村知事から、コロナウイルスの新たな感染拡大がみられないことから、「感染警戒期」からの移行期間を終了し、予定通り、感染予防と社会経済活動のバランスを図る「感染縮小期」に移行するとの発表がありました。
改めて、市民の皆様お一人おひとりの取り組みと事業者の皆様のご協力に感謝申し上げますとともに、不安とリスクに向き合いながら、医療現場で奮闘いただいている皆様、地域の生活基盤を支えていただいている皆様に、心からの敬意とお礼を申し上げます。
これにより、本日(6月19日) から、県内では、行動自粛等の協力依頼の内容がさらに緩和され、感染第二波に備えた体制を確保しながら、積極的な社会経済活動の展開が図られることになります。
しかしながら、首都圏や北海道等での新たな感染事例に見られるように、新型コロナウイルスが存在しなくなったわけではありません。今後も、常に、感染拡大を予防する「新しい生活様式」を意識し、その定着を図っていくことが求められます。
市民の皆様におかれては、気を緩めることなく、引き続き「うつらないよう自己防衛!」、「うつさないよう周りに配慮!」、「習慣化しよう3密回避!」といった感染回避行動の徹底をあらゆる場面で当たり前に実践していただくようお願いします。
また、地域経済立て直しのため、3密回避など基本的な感染拡大防止対策を確認の上、まずは、県内旅行や飲食店等の利用促進に目を向けていただき、身近な地域の魅力や様々なサービスを、どんどん体験していただければと思います。その上で、徐々に、県外地域へと行動の拡大を図っていただきますようお願いします。
事業者の皆様におかれてましても、業種別に策定されたガイドラインをしっかりと実践していただきますとともに、感染予防を織り込んだ事業活動の展開とコロナ感染症が広がりにくい社会環境の実現に向けて、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
最後に、繰り返しになりますが、市民の皆様には、決して気を緩めることなく、県や市からの正しい情報に基づき、賢明な判断と自制心を持って行動していただきますようお願いいたします。
今後とも、新型コロナウイルスの感染予防と地域経済立て直しに向けて、共に歩んで参りましょう。
令和2年6月19日 宇和島市長 岡原 文彰