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印刷用ページを表示する 記事ID:20261009 更新日:2026年10月9日更新

【真珠が息づく宇和島で、わたしを見つける】

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宇和島で暮らす人インタビュー38|増田 恵子さん

宇和島といえば、真珠養殖が盛んなまち。
自分たちが手がける真珠を通して、本物の真珠に触れ、身につけてほしい。
そんな思いを胸に、真珠そのものだけでなく、
生産現場や背景の魅力まで伝え、共有しようと活動する人がいます。

宇和島で真珠養殖業を営む家に生まれ、高校卒業後に松山へ進学・就職した増田さん。
Uターンのきっかけは、ある小さな出来事でした。
「実家の真珠でハンドメイドのアクセサリーを作って友人にプレゼントしたら、とても喜んでくれて。そのとき初めて、『うちの家族は特別なものを作っているんだ』って実感したんです」
その気づきが、2018年のUターンへつながりました。

地元に戻った増田さんは家業に携わりつつ、趣味だったハンドメイドアクセサリーの製作を始め、イベントで販売するように。
「この人がうちの真珠を身につけてくれる」という喜びを直接感じられる対面販売の経験は、やがてアクセサリー製作と販売を本格化させる「パールショップ にじいろ」の立ち上げへとつながりました。

増田さんが特に思い出深いと語るのは、「ミセスオブザイヤー」出場時に手がけた真珠のヘアアクセサリーです。
この作品を作るために、宇和島の養殖業者を一軒一軒訪(たず)ね歩き、真珠を分けてもらいました。
「突然の相談なのに、みなさん惜しみなく譲ってくださいました。身につけることで、宇和島真珠の養殖家さんたちに背中を押されているような気持ちになれました。このヘアアクセサリーは、今でも私に勇気をくれる宝物です」
一粒一粒の真珠には、それぞれの養殖家の想いが宿っています。
その作品は、宇和島の生産者たちのつながりそのものを表していました。

また、「真珠を身につけて集まるシーンを作りたい」という思いから、海と真珠をテーマにしたイベント「Thanks Pearl Day!」も開催。
真珠の取り出し実演や真珠のアクセサリー作り体験、真珠や生産現場にまつわる展示など、訪れた人々が真珠の魅力に触れ、楽しめる場を提供しました。
このイベントを通じて、真珠が持つ美しさだけでなく、それを育む海や地域の背景にも関心を寄せるきっかけが生まれました。

さらに、片付けコンサルタントや「UWAJIMA QUEST」のメンバーとしても活躍する増田さん。
「今、自分がやりたいと思って活動していることは、宇和島に帰って来たからこそ気付いたことばかりなんです」
その言葉通り、次はどんなアイデアが形になるのか。これからの活躍が楽しみです✨

「パールショップにじいろ」についてはこちら(@nijiiropearl123)
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