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「自然」が近い。それだけで仕事も遊びも、何でもできる
若松 優一朗さん
吉田高校卒業後大学進学のため千葉、東京で生活。カナダやオーストラリアなど海外にも移り価値観を磨く。平成31年4月にUターン。家業のミカン農家の後継者。
「自然」が近い。それだけで仕事も遊びも、何でもできる
若松さんは、大学進学を機に宇和島を離れました。大学では観光振興を専攻。授業を受ける中で、ふと頭をよぎったのが宇和島の景色や食べ物でした。海や山などの自然に囲まれ、ミカンや魚など観光資源になるものがたくさんある。若松さんの中で宇和島の価値観が見直され、Uターンのきっかけとなりました。
それ以来、若松さんは祖父母が営むミカン農家を継ぐことを志すようになりました。しかし大学を卒業してもすぐには帰郷しませんでした。「すぐに帰って継ぐこともできるけれど、自分のやりたいことをひと通り経験したい。きっと将来役に立つはず」との想いで、趣味のスケートボードを続けながら、国内外でカフェやホテルの店員などを経験しました。帰郷後は、県ミカン研究所の研修生として今の時代の農業を1年間学び、今年の4月からミカン農家として汗を流しています。
何もないとか言っちゃダメ
「宇和島には何もないなんて言っちゃダメ」と話す若松さん。東京にも海外にもなかったものが身近にある。特に、仕事にも遊びにも発展できる自然があることは、大きな強みだと話してくれました。
地元にエンターテインメントを。趣味のスケートボードパーク付ゲストハウスを作ることが夢
摘果方法など1人前の農家になるため勉強中