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美術館 現在の展示

印刷用ページを表示する掲載日:2018年2月16日更新

畦地梅太郎展 -梅太郎だけの青-

平成30年2月16日から5月7日まで

梅太郎だけの青 ポスター

 

 

作者紹介と展覧会内容

 畦地梅太郎(1902~1999)は、北宇和郡二名村(現・宇和島市三間町)出身の版画家です。

 10代で故郷を離れ、その後版画技法との出会いにより平塚運一や恩地幸四郎、前川千帆ら気鋭の版画家たちとの交流を通して版画の道を進みます。
 初期は、都会風景や故郷の風景、そして山岳風景山男へと親しみとぬくもりのある作品を次々と生み出していきます。その畦地の山岳作品や山男の作品は、多くの人々の心を捉え、いつしか「山の版画家」と評されるようになりました。

 

 「空の色が青すぎるといわれたことがあった。(中略)二千メートル以上の山の上に立っての青空の色合いというものは平地から眺めた山の上の青空などとは、とても比較にならん色合いをしている。それは深く澄んで、天ぺんへつつ抜ける按配の色合いをしている。自分の目で眺め、しかと確かめたものだけが理解できるありさまである。」(「山の色合い」『北と南の話』所収)
 目の覚めるような鮮やかな青であったり、黒に近い深い深い青であったり・・。
 冷たい印象や尖った印象を与える青も、梅太郎の青は、厳しくも清々しくそしてやさしい。

 

 畦地梅太郎の作品で使用される美しい青色は「畦地ブルー」とよばれ、今も多くの人々に愛されています。

 今展では、梅太郎が五感すべてで確かめ、心おどらせた、彼にしか出せない「畦地ブルー」をテーマに作品を選び展示いたします。