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宇和島の人~清家 裕二 さん

記事ID:0095120 更新日:2024年1月9日更新 印刷ページ表示
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流れに乗って今を進む

宇和海郵便局 局長

清家 裕二 さん

 

Profileプロフィール

 愛媛県宇和島市の蒋淵で生まれ育ち、憧れていた東京に本社がある総合商社に10年勤務し、代々続く父親の宇和海郵便局長の勇退を契機に宇和島に帰ってきました。令和3年2月に開局120周年を迎えた地域を支える拠点で、局長、地域人として「流されるな、流れに乗れ!」を座右の銘に、愛顔(えがお)あふれる、元気な地域づくりに日々奔走しています。

"地元を愛するココロ"と"地元への誇り"を守る
 「少子高齢化を伴う人口減少をはじめ宇和島市が解決すべき喫緊の課題は見えているため、あとは行動に移すか、移さないか。」と語る清家さん。
 宇和島に戻ってきてからは地域の行事には積極的に参加し、地元の方々との交流を大切にしてきました。生まれ育った故郷を元気づけるために、"自分にできることはないか"、"想いを実現するためには最初に何をすべきか"、という思いを常に持ち続けています。
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「人」と「地域」が"まじわう"拠点としてできること
 本業である郵便局長として郵便事業にとどまらない、市民の暮らしに溶け込み、地域に根ざした郵便局づくりに努めています。
 そんな本業の傍ら、地元の先輩や後輩と共に設立したのが、地域密着型の任意団体である"こもねっと"です。"こもねっと"では当初、蒋淵出身者向けの壁新聞風の情報誌の発刊やホームページによる地域の情報発信を主な活動としていました。しかし、活動をするには経費を伴うため、それを捻出するために始めたのが、真鯛をはじめとする水産物や水産加工品の販売です。今では、この販売業も波に乗り、元々の地域の情報発信に加えて、地元特産品の販路拡大にもつながる取り組みが展開できています。
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変化を恐れず、常に挑戦し続けることの大切さ
 近年ではデジタル技術の急速な発展や積極的な活用が推進され、時代は大きく変わりつつあります。地方創生は人づくりからです。それを担う若手人材の育成はもちろん必要ですが、私自身を含め、働き盛り世代の多くを占める40~50代が、こういった時代に沿った価値観や新しい発想を取り入れ、自己改革をしなければ、革新的な変化は生まれないと思っています。
 一方で本当に大切なものを見失ってはいけません。大切なものを持っているからこそ、固定概念にとらわれることなく、社会の変化、時代の流れを味方につけて、常に挑戦していけると思います。温故創新です。
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​取材(令和5年2月1日):デジタル推進課 小島

 

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