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宇和島の人~井上 幸子 さん

記事ID:0095118 更新日:2023年11月28日更新 印刷ページ表示
写真A

幸せをつなぐ

井上真珠店 専務取締役

井上 幸子​ さん

 

Profileプロフィール

 大阪府出身、宇和島に嫁いで今年で20年。創業57年の井上真珠店の専務取締役。元気いっぱいの笑顔が素敵な女性です。
 専務取締役のほかにも、日本真珠振興会認定シニアアドバイザー、色彩心理セラピストなどさまざまな分野で活動しています。人との関わりが好きでよく地元のイベントに参加しながら、宇和島を盛り上げています。

宇和島に呼ばれたなと感じた
 自然に囲まれて、第一次産業の町である宇和島市。人間らしい豊かな暮らしを肌で感じられるこの町は、時間がゆっくり流れていて自分に合っていると感じた井上さん。人情が溢れた人たちがいて、とても素敵な町だと話してくれました。
 「便利を求めれば便利に流される世の中。しかし、それだけでは測れない豊かさがこの町にはありますね。」
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「綺麗」だけではない神秘の宝石
 真珠というのは1つの装飾品。しかし、「綺麗」だけでは表せない宝石です。「文化」であり、「科学」であり、「歴史」でもあります。そして、「命」が絡んで、「人」も絡んで、色々なものが紡がれて1つの宝石となっています。
 どの切り口から知っても伝えきれない魅力がある。まさに、魅力を語り切れないのが魅力です。
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宇和島の真珠を担う1つのシンプルでありたい
 日本一の真珠の産地である宇和島で、真珠の専門店として商店街に店を構える井上真珠店。目の前の人に喜んでもらうことを第一に考えながら、接客をしています。
 真珠一粒とっても、自然を相手に海で汗を流す人たちがいて、確かな経験をもとに流通・製品化を行う人たちがいます。井上さんは、地域の他事業と連携し、地域が一つになって共に分かち合いながら宇和島の真珠を担っていきたいと考えています。
 場所、職種、経験が複雑に絡み合いながら生まれる真珠。しかし、届けたいのは「幸せ」というシンプルなものでした。
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未来につなぎたい想いがある
 宇和島に来て、色々な人に育んでもらったことに感謝しているという井上さん。宇和島の将来について話してくれました。
 「今、宇和島は少しずつ盛り上がっているのを感じています。私はその頑張っている人たちをつなぐ架け橋になりたいのです。そして、宇和島の今を宇和島の未来につなぐ架け橋になりたい。それが私にとっての『幸せ』なんです。今後、宇和島がさらに盛り上がっていくには、長い年月がかかるかもしれない。でもね、5年や10年なんて真珠の歴史に比べたらちょっとの誤差なんです。もっともっと盛り上がっていきたい。まだまだこれからですよ、宇和島は。」
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―私の名前のとおり、幸せをつなぐ架け橋になりたいね。
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