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県内において、新型コロナウイルス感染者が確認されました。これまでも、国・県からの情報提供に基づき、相談窓口の開設や連絡先の周知を図るほか、全国的な感染拡大を受けて本市においても対策本部を設置し、必要な対応を進めてきました。その後、安倍首相の要請により、市主催イベントの中止や延期、小・中学校の臨時休業、公共施設利用の自粛要請などを決定しました。
何かとライフイベントの多いこの時期にこのような決断をすることは、私としても非常に心苦しいところでした。また、これらの自粛ムードは、地場産業はもとより飲食店や宿泊施設などの地域経済へ暗い影を落とし、事態が長期化すれば、さらに大きな影響を及ぼすことが懸念されます。これらは本市のみならず国内外で大きな問題とされ、中にはリーマンショックを超えるのではないかという声さえ聞かれています。
感染を広げないために私たちでもできることは、咳エチケットや手洗いの励行です。特に高齢者や基礎疾患などがある人は重症化のリスクが高くなるため、換気が悪く、大勢が集まる場所をできるだけ避けるように注意してください。
今後とも国や県、関係団体と連携して感染防止対策にしっかりと取り組むとともに、ケーブルテレビや防災ラジオ、さらにはホームページなどを通じて、丁寧にお知らせして参ります。
市民の皆さんには、大変なご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願いします。
※咳エチケットや手洗いの注意事項については、広報4月号折り込みをご覧ください。