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ふるさとうわじま応援事業(平成22年度実施)

印刷用ページを表示する 記事ID:0022874 更新日:2016年4月7日更新

平成20年7月から開始した「ふるさと納税」の寄付金を活用させていただき、平成22年度は10事業を予算化し、実施しました。

環境事業

平成22年度市民による美しい宇和島の景観づくり支援事業

担当課
市民環境部環境課

事業費
154,000円

事業概要

市内で環境と景観を保全する活動を行う団体に対して、活動費の一部を助成する。

市民にとって住みやすく、訪れる人にとって再度訪れたくなるまちづくりを促進し、宇和島市の活性化を目指す。

事業実績(野井坂へんろ道復元沿道景観事業)

数十年来荒れ放題になっていた県道46号線観音堂下から、野井川西岸林道を経て野井川を渡り、再び県道に合流する峠道登り口までの遍路道の沿道景観を大きく改善することができた。

事業の様子

野井坂へんろ道復元作業をしている画像野井坂へんろ道復元後の画像

事業実績(岩松町並みガードレール修景事業)

錆びて見苦しかったガードレールを塗り直したことで景観をきれいにした。またガードレールの色調を変えたことで、とても落ち着いた雰囲気になった。

活動団体が、自分達の町を自分達でデザインすることの重要さを認識し、今後、行政が構造物等を設置する際に、景観を配慮した色調を取り入れる参考例ともなり得た。

事業の様子

錆びたガードレールの画像きれいに色が塗られたガードレールの画像

豊かな里山づくり事業

担当課
産業経済部農林課

事業費
800,000円

事業概要

手入れが行き届かず間伐が出来ない山や皆伐後植林されずに放置された山は、少しの雨や風で立木が倒れ、土砂崩れを起こしやすくなっている。

豊かな里山を作るには、人工林の適切な間伐と、伐採後の跡地に本来持っていた樹種を中心に植生することで、山が持つ自然の力を回復させる必要がある。

また、樹種では、実がなる植物を植えることで野生動物たちの住みかや餌を提供し、徐々に山に留める仕掛け作りを行う。

里山づくりのために御槇地区の人口林を対象に、山の整備と潜在的に存在していた樹種の植林活動を通じ、次世代へ山の資源を引き継いでいきたいと考る。

事業実績

3月の植樹までは、源池公園にて茅の掘り起こし作業や除草作業、シート張り、支柱の打ち込み、電線を張る作業、御内の山においては、支柱となる鉄筋の打ち込みと、鹿除けネットを張る作業を全員で行った。

第一回目の植樹は、源池公園にて地元小学生を中心とした25名で600本の木を植えた。第二回目には、御内の山にて有志13名で900本の木を植えた。木の種類は「潜在自然植生」と呼ばれ、人が手をかけてやらなくても自然に成長する樹種を多く選んだ。

参加者からは、今後の成長が楽しみだという声があり、特に地元の子ども達の記憶に残る場所を作れたのではないかと思う。

事業の様子

豊かな里山づくり事業の画像1豊かな里山づくり事業の画像2

花いっぱい運動

担当課
市民環境部環境課

事業費
241,395円

事業概要

市道沿い及び市関係施設に花を植えるボランティアグループを支援する既存事業「花いっぱい運動」を拡充する。

緑地帯は放置すると雑草が繁茂し景観を損なうが、それらを市民が自発的かつ継続的に整備しようとする活動を支援することで、景観を向上させるだけではなく、市民活動を活性化させ、花のある美しい町づくりを応援する。

事業実績

市内の公共性の高い場所(国道沿い)に花の植栽を行おうとするボランティアグループに対して、花苗を無料で提供した。

また、11月13日~21日までのフラワー週間期間には、各団体の植栽活動で花がきれいに咲き、道行く人やドライバーの方々の心を和ませていた。

訪れる人の目を楽しませることで、「また訪れたくなるうわじま」づくりに貢献した。

事業の様子

花がいっぱいの花壇の画像きれいに花苗が植えられた花壇の画像

生ゴミ減量大作戦

担当課
市民環境部廃棄物対策課

事業費
357,000円

事業概要

可燃ごみの多くを占める生ごみは水分の含有量で重量が大きく変わり、水分が多いと焼却施設での燃料も大量に必要となり、CO2の排出量も多くなってしまう。

各家庭に生ごみの水分を可能な限り除去してもらい、ごみの排出量と焼却施設の燃料消費及びCO2の削減に貢献するために、柔軟性のある生ごみ水絞り器(三角コーナー)を配布する。

事業実績

水絞り器(三角コーナー)の配布と同時に市内での可燃ごみの現状を説明し、水切りの重要性を認識していただいた。市民の皆さんに、生ごみの水切りを行っていただく意識づけが出来た。

事業の様子

水絞り器(三角コーナー)の画像水絞り器(三角コーナー)で水を絞っている画像

やさしさ事業

パーキングパーミット制度推進事業

担当課
保健福祉部福祉課

事業費
155,052円

事業概要

愛媛県では、平成22年7月1日より、パーキングパーミット制度(身体障害者等用駐車場利用制度)が開始されている。

しかし、市では、市関連施設等に掲示を行うものがなく、愛媛県の協力施設登録が少数にとどまっているため、未登録の市関連施設に立て看板及び三角コーンを配布する。

パーキングパーミット(身体障害者用駐車場利用証)制度

事業実績

市関連施設に、立て看板及び三角コーンを配布した。

今まで協力施設は5施設しかなかったが、15施設に増やすことができた。

それにより、障害者等の利便性に貢献し、身体障害者等用駐車場の適正な利用を図ることが出来る様になった。

事業の様子

立て看板を設置した駐車場の画像1立て看板を設置した駐車場の画像2

ファミリー・サポート・センター事業

担当課
保健福祉部福祉課

事業費
1,221,487円

事業概要

うわじまファミリー・サポート・センターは、仕事と子育てを両立しながら安心して働ける環境づくりを支援する。

市内で「子育ての手助けをして欲しい人(利用会員)」と「子育てのお手伝いをしたい人(サポート会員)」が相互援助活動を行う。

ファミリー・サポート・センター

主な援助の内容

  • 保育施設の保育開始時、終了後の子どもの預かり
  • 保育施設までの送迎
  • 保護者が病気になったとき等の子どもの預かり
  • 買い物等外出時の子どもの預かり

事業実績

事業の実施により、地域で子育てを支援する基盤強化や、仕事と子育ての両立をサポートすることができた。

事業の様子

ファミリー・サポート・センター事業の画像1ファミリー・サポート・センター事業の画像2

教育事業

宇和島市乳幼児を対象とした地場産物での食育推進事業

担当課
保健福祉部福祉課

事業費
329,057円

事業概要

宇和島市食育プランのもと、保育園などを対象に、生産者を講師に迎え地場産物を教材にした食育講座を開催する。

教材の地場産物は、養殖マダイ、米、野菜、果物などで、保護者や祖父母などと一緒に調理実習や学習・試食体験う。

事業実績

保育園、子育て支援事業等で35回取り組むことができ、1,943名の方に参加していただいた。

開催後に参加者アンケート調査を行い、「子どもの健全育成(郷土愛)」「地産地消の推進」「栄養改善意識の向上」「環境問題教育」「地場農水産業への理解」「地場産物宣伝効果」など、様々な効果を得たことが確認できた。

事業の様子

食育講座の画像

歴史・文化事業

宇和島城建具他修繕事業

担当課
教育委員会文化課

事業費
462,000円

事業概要

現存天守12城のひとつで築城約400年になる国指定重要文化財「宇和島城天守」内の建具及び漆喰、床板等の破損、剥がれ等の修繕を行う。

事業実績

修繕事業実施で、観光客に対する怪我などの危険性を回避するとともに、安全性の確保や景観がより良いものとなった。

また、存在価値を高め、観光客誘致の増加を図ることができ、国指定重要文化財である宇和島城天守の保存につながった。

事業の様子

宇和島城天守修繕前の画像宇和島城天守修繕後の画像

宇和島城伐採危険木取除他業務事業

担当課
教育委員会文化課

事業費
536,025円

事業概要

現存天守12城のひとつで築城約400年になる国指定記念物である史跡「宇和島城」内の、老朽化した危険木を伐採し撤去を行う。

事業実績

観光客に対する怪我などの危険性を回避するとともに、安全性の確保や景観がより良いものとなった。

また、存在価値を高め、観光客誘致の増加を図ることができ、国指定記念物である史跡宇和島城の保存につながった。

事業の様子

危険木を伐採前の画像危険木を伐採後の画像

その他

宇和島産みかん皮を活用した環境保全に関する研究開発事業

担当課
産業経済部農林課

事業費
2,900,000円

事業概要

これまで産業廃棄物として捨てられていたみかんの皮から、エキス抽出装置を使ってピューレを作り、機能成分を解明することにより、サプリメントや化粧品の創製を目指す。

事業実績

廃棄物として扱われていたみかん皮には、有効成分のフラボノイド類が含有されており、高い抗酸化作用があることが明らかになった。

アミノ酸も天然のアミノ酸を20種含んでおり、宇和島産みかん皮のピューレを活用すれば、新しい機能性食品と化粧品が創製できる。

今後は、企業連携を構築して企業同士での意見交換を行い、事業化のための組織づくりが必要になる。また、事業化を進めていくにあたり、販路確保のための市場調査も必要である。