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第2次宇和島市総合計画策定審議会を開催しました
第2次宇和島市総合計画策定について審議するため、市長の諮問機関として、策定審議会を設置しました。
策定審議会委員
産業・経済・福祉・教育等の関係団体から選出された15名と、学識経験者2名、公募委員1名の計18名で構成されます。
第2次宇和島市総合計画策定審議会委員 [PDFファイル/42KB]
第1回 策定審議会
開催日:平成28年11月16日(水曜日)
議 事:策定審議会について、策定手順・スケジュールについて、住民アンケートについて
審議会会長・副会長の選出
内 容: 総合計画と審議会の役割について説明した後に、策定手順とスケジュールについて、
平成28年度は、主に基本構想素案を作成するために、住民アンケートや各種ワークショップ、
庁内ヒアリング等を実施することを説明しました。
これに対して、審議会委員の皆さんからは、市民の声が計画に反映されるようにとご意見をいただきました。
第2回 策定審議会
開催日:平成29年1月17日(火曜日)
議 事:住民アンケート速報について、各種ワークショップについて、今後のスケジュールについて
内 容:下記のとおり説明しました。
・ 住民アンケートについては、速報値を報告し、正式な報告書については、今後作成し、
審議会で報告するほか、市ホームページに掲載する。
・ ワークショップについては、既に終了した市民、高校生ワークショップを報告する。
(※ワークショップ報告書については、総合計画ワークショップのページに掲載しています。)
・ 今後のスケジュールについては、策定進ちょく状況を市ホームページで掲載する。
基本構想素案を作成し、平成29年5月頃に第3回策定審議会を開催する。
これに対して、審議会委員の皆さんからは、計画が絵に描いた餅にならないよう、また、総合計画策定の情報
が市民に伝わるようお願いしたいとご意見をいただきました。
第3回 策定審議会
開催日:平成29年5月22日(月曜日)
議 事:基本構想素案について、今後のスケジュールについて、住民アンケート報告書について(報告)
内 容:下記のとおり説明及び審議をしました。
・ 基本構想素案については、序論において、計画の趣旨・位置付け・期間、市の概況と、市民ワークショップや
住民アンケートの結果から見えた市民の意識・意向を記載した。序論最後の市民目線からみた市の課題を
踏まえた上で基本構想に繋がる構成にした。
また、基本構想の主要部分である「目指すべき将来像」と「まちづくりの姿勢」については2案を提案した。
これに対して、審議会委員の皆さんからは、計画が市民の声に対応できるものにすること、また、文章表現を
やさしくして読みやすいものにすることなどのご意見をいただきました。
・ 今後のスケジュールついては、今回の審議会の検討結果を踏まえた基本構想案の修正と、基本計画部分の
策定作業を進め、平成29年8月頃に第4回策定審議会を開催する。
・ 住民アンケート報告書については、前回審議会では速報値の報告であったが、正式な報告書が完成したので
審議会委員の皆さんに配布し、今後の審議の参考にしていただくとともに、市ホームページに掲載することを
報告した。
第4回 策定審議会
開催日:平成29年8月30日(水曜日)
議 事:総合計画素案について、今後のスケジュールについて
内 容:下記のとおり説明及び審議をしました。
・ 序論及び基本構想については、前回審議会で審議会委員の皆さんからいただいたご意見を、総合計画の庁
内体制の一つである策定班会議で検討を行った。本日の資料は策定班会議の結果を踏まえたものとなって
いるが、検討段階の部分もあり、改めてご意見を伺った。
これに対して、審議会委員の皆さんからは、宇和島らしさが伝わるような計画にすること、写真を入れるので
あれば前向きにがんばることが伝わるような写真にしてほしい等のご意見をいただきました。
また、審議会終了後から期間を定めて、改めて素案に対するご意見をいただくようにしました。
・ 今後のスケジュールついては、市長が交代するため、新市長に対してできるだけ早くトップインタビューを行
い、計画に反映させる。市議会に対しては、策定状況を説明する。原案が出来次第、市ホームページでパブ
リックコメントを募集する。策定審議会については11月頃に最終会議を開催すること等を説明した。
第5回 策定審議会
開催日:平成30年2月1日(木曜日)
議 事:第2次宇和島市総合計画案について
今後のスケジュールについて
第2次宇和島市総合計画答申案について
内 容:下記のとおり説明及び審議をしました。
・ 総合計画案については、前回会議から修正した点を中心に説明を行った。
序論部分は、宇和島らしさが伝わるよう、当市の概況について、 文章等を見直した。
基本構想部分は、主に、本市における課題について説明を行った。前回会議直後に、新市長が就任した
ため、市長に対し、トップインタビューを行い、市長が所信表明で掲げた施策を反映したものにした。
基本計画部分は、前回会議から本庁内で修正した点、また、市議会勉強会において、ご指摘をいただいた点を
中心に説明を行った。
これに対して、審議会委員の皆さんからは、防災や企業誘致にかかる文章を再検討してほしいとご意見をいただきました。
・ 今後のスケジュールについては、2月上旬から中旬にかけてパブリックコメントを実施することや、本計画の策定
と並行して、概要版を作成することを説明した。
・ 答申案については、最終的に、審議会から市長に対して提出する答申書の文面について協議を行った。
内容としては、第1次計画期間の評価を行い、それを2次計画に生かすとともに、計画案で定めた「市の目指す
べき将来像」の理念を基本として、各種施策を進めて行くものにした。
答 申
答申日:平成30年3月15日(木曜日)
場 所:市長室
内 容:平成28年11月16日の第1回策定審議会から、平成30年2月1日の第5回策定審議会までに審議された「第2次宇和
島市総合計画案」と、審議過程 での審議会委員の皆さんのご意見をまとめた「答申書」が、策定審議会 の佐々木
会長から岡原市長へ手渡されました。
これに対して、岡原市長から佐々木会長に、お礼の言葉とともに、答申書の内容を肝に銘じ、宇和島市がもっと
明るくなるように、各種施策を進めていくことを述べました。
【答申書の内容】
1.第1次宇和島市総合計画に示した施策内容について、実施状況を整理・分析し、その評価を本計画に生かすよう
努められたい。
2.本計画策定にあたり実施した、市民を対象にしたアンケート及びワークショップ から見えた市民の意識・意向を
把握するとともに、市民の要望に対して真摯に対応するよう努められたい。
3.市民が、本市の魅力を再確認し、誇りを持って暮らせるよう、世代を超えて学ぶことができる共育体制の推進に
努められたい。
4.市民の安定した暮らしのため、第1次産業の振興はもとより、雇用機会の確保、就業の支援などの取り組みを
強化し、経済の活性化につながるよう努められたい。
5.子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、市民が健康で、安全・安心に暮らせるよう、医療・福祉・
介護・防災環境の充実に努められたい。
6.本市の多様な観光・歴史資源を十分に生かし、市民を含め、多くの人にその魅力を伝えるとともに、移住・定住を
視野に入れた交流人口の拡大に努められたい。
7.市の施策内容や、魅力ある地域資源等の情報が、市民をはじめ、情報を受ける人にわかりやすく伝わるよう、
情報発信力の向上に努められたい。