ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 生活・くらし > 土地・住宅 > 土地 > 地籍調査について

本文

地籍調査について

印刷用ページを表示する 記事ID:0044448 更新日:2020年8月25日更新

地籍調査とは

 地籍調査とは、土地の位置・形・地目・面積などを明らかにするために法務局に備え付けられている公図をもとに、公図を修正しながら行われる調査です。
 現在利用されている公図などは明治初期の地租改正の時に作成されたものです。そのため、当時の測量技術の未熟さやその後の土地の異動などで、実際には現況との食い違いが随所に見られ、その役割を十分に果たしていないのが実情です。また、面積についても登記簿と実測面積とに差が見られる等、正確さを欠いています。
 このため、市が主体となって、国土調査法に基づき全国的に統一された基準により一筆ごとの土地について現地調査と最新の技術による測量を行い、地籍図(精度の高い地図)と地籍簿(面積や地目を記入したもの)を作成し、土地所有者の閲覧を経て県知事の認証を受けた後、法務局に送付します。
法務局に送付された地籍簿に基づき土地登記簿が書き改められ、地籍図が不動産登記法第14条の地図として備え付けられます。

地籍調査の進め方

地籍調査の進め方や実施時期は下表のとおりです。

内容 実施時期(予定)

地籍調査の進め方

1.事業計画・準備
事業計画の策定・住民説明会などを行い、地籍調査を始める体制を作ります。
1年目
4月~7月
2.一筆地調査
一筆ごとの土地について、公図等の資料により調査した後、関係者の立ち会いのもと、毎筆の土地について、所有者・地番・地目・境界の調査を行います。
1年目
8月~10月
3.地籍測量
「2」の調査の時に確認し打った筆界杭に基づいて、一筆ごとの正確な測量を行います。
1年目
7月~2月
4.仮閲覧
「3」により作成された図面をもとに、所有者に間違いないか閲覧してもらいます。
※この時点では、一筆ごとの面積は測定できておりません。
1年目
3月頃
(4~5日間)
5.面積測定、地籍簿・地籍図作成
委託業者が「3」で測量した値をもとに面積測定します。また、地籍図も作成します。地籍簿は市において作成されます。
2年目
6月~10月
6.本閲覧
「5」で作成した地籍簿・地籍図の案を一般の閲覧に供します。
2年目
10月~12月
(20日間)
7.成果の認証、法務局送付
地籍簿と地籍図の写しを法務局へ送付します。これをもとに、法務局において土地登記簿が書き改められるとともに、地籍図が備え付けられます。
3年目
6月~12月

 地籍調査は「1」の事業計画・準備~「7」の成果認証・法務局送付まで、おおむね2年半の期間を要します。

一筆地(現地)調査について

一筆地(現地)調査とは

 調査を行う者が調査地域内に立ち入り、土地所有者等の立会のもと、おおむね土地の配列の順序に従って、調査素図、地籍調査票の資料に基づいて、一筆ごとにもれなく土地の「所有者」「地番」「地目」「筆界」を調査し、調査図を作成するものです。地籍調査の作業工程中、最も重要な工程です。

調査の要点

  1. 登記簿に登記されている表示に関する事項と現況は適正か。
  2. 登記もれの土地がないか。
  3. 公図の表示(地番、形状、配列等)は現地と一致するか。
  4. 筆界(境界)は、どこか。

 筆界の確認調査は、所有者がその土地の筆界に関する記録や慣習等を参考にして、隣接地の所有者(利害関係を有する者等)の確認を得たうえ設置した筆界杭により確認します。

土地所有者へのお願い

一筆地調査前

境界の伐採作業(見通しの悪い場合)

見通しをよくし、歩行ができるくらいに伐採してください。

境界の杭立て作業

国土調査事業で一番大切な作業です。調査日までに隣の所有者と話し合って、杭が見通せるように、曲がり角等の変化点に立ててください。

※調査当日の作業がスムーズに進むように事前準備が大切です。

※境界を確認するのは土地所有者自身であり、調査員が仲介する訳ではありません。

※杭は準備しておりますので、お問い合わせください。

一筆地(現地)調査当日

現地調査の立ち会い

あらかじめ日程を決めて立会日を通知しますので、必ず立ち会いをしてください。立ち会いできない場合は、隣接者にも迷惑をかけることになりますので、必ず代理人を立てるようにお願いします。

トラブル防止のために

  1. 境界の伐採は、一方の意見のみによる伐採では後でトラブルとなる場合がありますので、必ず隣の土地の所有者と相談のうえ行ないましょう!
  2. 事前の準備をせずに委任した場合など、「自分の考えていた境界になっていない」と後でトラブルになることがありますので、必ず事前に隣の土地所有者と伐採を行い、杭を設置しておきましょう。

地籍調査でできること

分割(分筆)

土地が以下の条件等を満たす場合には、所有者の同意を得て分筆できる場合があります。

  1. 土地の一部の地目が異なる場合など。
  2. 土地の一部が、道路・溝・垣・柵・塀等で区画され、管理上、分割するのが適当と判断された場合など。

合併(合筆)

所有者が同じである隣接する二筆以上の土地が以下の条件等を満たす場合には、所有者の同意を得て合筆できる場合があります。

※登記条件(地上権の登記、所有権の仮登記等、特別な権利)によっては、合筆できない場合があります。

地目変更

登記上の地目と現況地目が違っている場合、調査員の判断により現況地目に変更します。

※国土調査事業では名義変更等はできませんので御注意ください。

境界が確認できない土地について

筆界未定地

境界は土地所有者同士で確認するものであり、調査員が境界を確認することはできませんので、ご理解ください。

なお、お互いが主張する境界を譲らず、調査期間内に解決しない場合(杭が打てない等)や調査後にもめて、期限までに両者の同意が得られない場合は筆界未定地となります。

また委任状を提出せずに不立ち合いされますと筆界未定の処理の可能性がありますのでご注意ください。

筆界未定となった場合

  1. 地目変更、分筆の登記申請が法務局に受理されません。
  2. 土地の売買が困難になります。
  3. 後日、境界が確定した場合は、所有者が費用を分担して測量を行った上で法務局に対して地図訂正の申請を行う必要があります。

※将来に悔いを残さない為に、この機会に是非解決をしておきましょう。

地籍調査の効果

  1. 皆さんの財産(土地)が正確に記録され保存されます。
  2. 災害で現地が変化しても、土地の境界を早く復元できます。
  3. 土地に関するトラブルを未然に防げます。
  4. 公共事業が計画的に進みます。
  5. 税負担の適正化に役立ちます。