ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

生涯学習課
798-8601 愛媛県宇和島市曙町1番地
Tel0895-49-7032
Fax0895-22-5058
E-mail:gakushu@city.uwajima.lg.jp


第16回宇和島名作劇場

印刷用ページを表示する掲載日:2019年9月10日更新

第27回生涯学習うわじまフェスティバル 『第16回宇和島名作劇場』

第27回生涯学習うわじまフェスティバル事業として

優秀映画を鑑賞する 『第16回宇和島名作劇場』を行います。 (第16回宇和島名作劇場チラシ [PDFファイル/559KB]

とき

 令和元年10月20日(日曜日) 午前9時30分から

ところ

 宇和島市生涯学習センター(パフィオうわじま) ホール

内容

 日本を代表する名画を鑑賞する会。叙情的な作風で多くの観客を魅了した木下恵介監督の作品から、戦後日本映画の代名詞とも言える珠玉の作品を紹介いたします。

午前9時30分~ 「カルメン故郷に帰る」 (86分) 

  カルメン故郷に帰る

 日本映画最初のオールカラー長篇作品。日本映画監督協会は、富士フイルムの委嘱を受けて日本初の総天然色映画の製作を企画し、当時黒澤明監督とライバル視されていた才人・木下恵介に白羽の矢を立てた。

 物語は、東京で名を上げたストリッパーが、いっぱしの芸術家気取りで、故郷に錦を飾りに帰ってくるという田園喜劇で、親子の情感が、浅間高原の広々とした牧場を背景に、ペーソス豊かに描き出される。監督の実弟・木下忠司が担当した音楽は、叙情性とコミカルな両面を兼ね備え、この風俗喜劇を実のあるものにしている。

 高峰秀子が見事に演じた気のいいキャラクターは、充分な光量を得るために不可欠だった晴天下のオールロケ、色彩を活かした派手な衣装など、初のカラー映画に必要だったさまざまな要求を同時に叶えるための絶妙な設定だったが、本作を機に、高峰は木下映画の中心的な女性像を担っていくことになる。

午前11時15分~ 「野菊の如き君なりき」 (92分)

野菊の如き君なりき

 原作は、明治の歌壇で正岡子規に師事した著名な歌人、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」。
 数十年ぶりに故郷を訪れた老人の追想が、信州の美しい自然を背景に回想形式で描かれる。

 旧家に育った少年と、2歳年上のいとこの少女との淡い恋愛が、古い道徳観に縛られる大人たちによってとがめられ、二人は離ればなれにされたうえ、少女は嫁ぎ先で少年の手紙を握りしめて死んでしまう。
 その思い出を回想する場面で、木下監督は、スタンダード・サイズの画面を白地の楕円形で囲むという大胆な表現形式を採用し、シネマスコープならぬ「たまごスコープ」と称されて話題となった。

 この作品では、木下の叙情性がストレートに表現されているとともに、詠嘆的美しさとしての完成度が感じられるものとなっている。
 主人公に起用された有田紀子と田中晋二は無名の新人で、演出意図に沿った初々しさを充分に発揮している。「キネマ旬報」ベストテン第3位。

午後1時30分~ 「二十四の瞳」 (155分)

二十四の瞳

 壷井栄が1952年に発表した児童小説を、当時気鋭の中堅監督であった木下恵介が脚色・監督した作品。

 小豆島の豊かな自然を背景に、戦争をはさんだ激動の時代を、小学校の教師とその教え子たちの成長を通して描き、国民的大ヒットとなった感動大作である。

 風光明媚な島の自然をとらえるために長期にわたるロケーションが行われたのはもちろんだが、セット撮影であることを感じさせず、「自然のように」見せる配慮が画面の隅々まで行き届いていることも見逃せない。
 小学唱歌のみを用いた音楽も特徴的である。

 木下はこの作品の成功で、一般には叙情派監督として大きく印象づけられることになった。
 冒頭の場面と同じく再び自転車に乗って、岬の分教場に向かう主人公、大石先生を小さく映し出すラストシーンには、毫も変わらぬ自然、その中を点景のごとく生きていく人間、そして人間の営みに対する木下の思想が集約されている。
 「キネマ旬報」第1位をはじめ、この年の映画賞を独占した。

午後4時20分~ 「喜びも悲しみも幾歳月」 (160分)

喜びも悲しみも幾歳月

 ある灯台守の妻の手記からヒントを得て、木下監督が作り上げた夫婦の一代記。

 上海事変の1932年、新婚早々の一組の夫婦が観音崎灯台に着任した。
 二人の生活は、戦争に翻弄される日本と同じ苦労をたどる。
 戦後も、一人息子の死や娘の結婚という悲喜こもごもの連続であった。
 
25年にわたる夫婦の姿を通して、木下は『二十四の瞳』と同じように、日本の同時代史を見事に描いてみせる。

 木下は、日本人好みの感傷を織り交ぜながら、波瀾万丈の一代記をうまくまとめあげ、北は北海道の納沙布岬から南は五島列島の先の女島まで、全国15か所に縦断ロケを敢行し、その後のロケ地とのタイアップによる製作方法のさきがけとなった。
 
作品は記録的な大ヒットとなり、「おいら岬の~ 灯台守は~」で始まる映画の主題歌も、行進曲風なアレンジによる若山彰の歌唱により、多くの人々に親しまれた。「キネマ旬報」ベストテン第3位。

入場料

 500円 ※再入場できます。

 別途駐車場代が必要となります。

 入場チケットは下記の販売所で販売しています。

チケット販売所

 中央公民館、市内各公民館、生涯学習課、生涯学習センター(パフィオうわじま)

 きさいや広場、フジグラン北宇和島、明屋書店宇和島明倫店

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)