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経営所得安定対策等のお知らせ
概要
制度の詳細や手続方法などについては、市農林課または中国四国農政局愛媛支局地方参事官室(経営所得安定対策)までご相談ください。
対象者
販売目的で対象作物を生産する販売農家または集落営農(メニューごとに追加条件があります。)
対象作物
米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ、そば、なたね
※水田については、水田活用の直接支払交付金として、飼料作物、米粉用・飼料用米、輸出用米、Wcs用稲、加工用米、転作作物(きゅうり・かぼちゃなどの野菜など)も対象になります。
※新規に「畑作物の直接支払交付金」及び「米粉用・飼料用米、輸出用米、Wcs用稲に係る交付金」の申請を検討されている場合は、お早めに市農林課までご連絡ください。
手続方法
申請書類等を6月上旬に対象者へ送付します。
申請を希望される方で、令和4年6月10日までに申請書類が届かなかった場合は市農林課までご連絡ください。
申請期限
令和4年6月30日(木曜日)まで |
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問い合わせ先
市農林課 Tel:0895‐24‐1111(内線2816)
中国四国農政局愛媛支局 地方参事官室(経営所得安定対策) Tel:089‐932‐6989
令和4年度の主な変更点
(1)ナラシ対策の運用見直し
米について、農業者が事前に集出荷業者(JA等)と出荷契約等を結んだもの(直接販売の場合は販売計画を作成したもの)を補てん対象とします。
(2)戦略作物助成の助成単価の見直し
飼料作物のうち多年生牧草について、収穫のみを行う年は助成単価を10,000円/10aに見直します。
(3)産地交付金(国設定)助成内容の見直し
飼料用米、米粉用米の助成対象を令和2年または3年からの複数年契約継続分に限定するとともに、助成単価を6,000円/10aに見直します。
(4)水田活用の直接支払交付金(米の転作助成)の交付対象となる水田の見直し
転換作物が固定化している⽔田の畑地化を促すとともに、⽔稲と転換作物とのブロックローテーション体系の再構築を促すため、現場の課題を検証しつつ、今後5年間(R4年〜R8年)に⼀度も水張り(水稲の作付)が⾏われない農地は交付対象外とします。
交付対象水田の考え方のポイント
○ 水張りができない農地は現⾏規定でも交付対象外
○ H30年から、3年連続で作付がなく翌年度も作付けが確実に行われない農地は交付対象外
○ R4年から8年までの5年間、⼀度も⽔張りが⾏われない農地は、R9年度以降交付対象外水田へ変更
○ ⽔張りとは⽔稲の作付のこと、調整水田は水張を⾏ったと判断されない
制度の詳細について
畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)
数量払(水田・畑地共通)
対象作物の生産数量目標(播種前契約数量)に従って生産を行った認定農業者、集落営農、認定新規就農者に対して品質に応じた単価で交付。
対象作物 | 平均交付単価 |
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小麦 | 6,710円/60kg |
二条大麦 | 6,780円/50kg |
六条大麦 | 5,660円/50kg |
はだか麦 | 9,560円/60kg |
大豆 | 9,930円/60kg |
てん菜 | 6,840円/トン |
でん粉原料用ばれいしょ | 13,560円/トン |
そば | 13,170円/45kg |
なたね | 8,000円/60kg |
※交付単価は品質に応じて増減します。
面積払(営農継続支払)
数量払の申請を行う認定農業者、集落営農、認定新規就農者に対し、当年産の作付面積に基づき全国一律単価で交付。
交付単価:20,000円/10a
(面積払を受ける場合の数量払の交付額は、面積払の交付額を差し引いた額となります)
※数量払及び面積払は畑地も対象になります。畑地で対象作物の作付を検討されている方はご相談ください。
収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)
認定農業者、集落営農、認定新規就農者を対象に、当年産の対象品目の当年産収入額が、標準的収入額を下回った場合、その差額の9割を国の交付金と農業者の積立金で補てん。
対象作物
米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ
※10%の下落まで対応するコースと20%の下落まで対応するコースを選択し、コースに応じた積立金を納付する必要があります。
※補てんが行われなかった場合、積立金は返還されます(掛け捨てではありません)。
※ナラシ対策の補てんの対象となる米は、農業者が事前に集出荷業者(JA等)と出荷契約を結んだもの等となります。
水田活用の直接支払交付金
水田において、対象作物を生産し、出荷・販売を行う農業者に対して交付。
※品目名・出荷年月日・販売先が明記された伝票等により出荷・販売したことが確認できること。
※米の生産数量目標の達成にかかわらず交付の対象となります。
戦略作物助成
以下の対象作物に全国一律単価で交付。
対象作物 | 交付単価 |
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麦、大豆、飼料作物 | 35,000円/10a |
Wcs用稲 | 80,000円/10a |
加工用米 | 20,000円/10a |
飼料用米・米粉用米※ | 55,000円~105,000円/10a |
※飼料用米・米粉用米の交付単価は収量に応じて増減します。
※飼料作物の多年生牧草については、当年産において播種を行わず収穫のみを行う年は1万円/10aで支援。
産地交付金
助成の種類 | 交付単価(上限) |
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地域振興作物(なす、いちご、キャベツ、シュンギク、ナバナ) | 12,000円/10a |
地域振興作物(きゅうり、さといも、ブロッコリー) | 16,000円/10a |
野菜(地域振興作物除く)、花き、新植花木類 | 8,000円/10a |
新植果樹、工芸作物等 | 7,000円/10a |
高収益作物以外 | 5,000円/10a |
大豆 (5ha以上作付する場合) | 27,500円/10a |
飼料作物 (5ha以上作付する場合) | 12,000円/10a |
飼料作物の二毛作助成 | 8,000円/10a |
※産地交付金の交付単価は申請状況により変動する場合があります。
※地域振興作物は「きゅうり、さといも、ブロッコリー、いちご、キャベツ、シュンギク、ナバナ」の8品目です。
加算措置など
飼料用米・米粉用米への加算
取組に応じて、戦略作物助成の飼料用米等交付単価に上乗せ。
助成の種類 | 交付単価 |
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担い手(認定農業者、集落営農、人・農地プランの中心経営体等)加算 | 10,000円/10a |
複数年契約の取組 | 6,000円/10a |
※飼料用米については、認定農業者、認定新規就農者には更に8,000円の加算があります。