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吉田地域審議会要望と回答(平成23年1月)
【要望書が提出された日】平成23年1月31日
【市が回答した日】平成23年2月15日
No. | 区分 | 意見(要望)事項 |
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1 | 意見 | 宇和島市の農業施策について |
2 | 要望 | 吉田公民館利用時間の延長及び空調設備の修繕について |
3 | 要望 | 国安の郷の活用について |
4 | 意見 | 吉田の歴史・文化・産業・地勢等の再発見と情報発信について |
No.1 宇和島市の農業施策について
意見(意見) | 現在、国・県・市・JAによる補助金がありますが、農家は収益においても、施設に必要な経費等の出費においても、大変困難な状況を呈しています。 宇和島市は、農林業の振興を進めているようですが、市独自の施策がなく、方向性が見えてきません。農家のニーズを的確に把握し、農業の活性化を図るべきと考えます。 例えば、意欲的な農家に対し、事業計画内容を提出させ、各農業関係の協議会等を通して審査し、補助金を交付する制度を設ければ、個々の農家のニーズに応えることになると共に市全体の農業の活性化に繋がると考えます。 |
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回答 | 農業施策についての補助金は、国・県・市・JAにおいてありますが、ご意見いただきましたのは、個人対応向けの補助金だと思います。これに類するものとしては、認定農業者制度というものがあります。平成22年9月時点で516経営体あります。この認定農業者を国は意欲的な農業の担い手と捉えていまして、これに対して支援をしています。具体的には制度資金の利子補給、鳥獣防護ネットの支援、あるいは若い人たちが先進地研修を受けることなどへの支援をしています。 他には土地改良関係も、国や県から補助金が入っています。吉田で言いますと沖村地区や法花津地区、白浦地区といったところにつきまして、県補助金を使いまして土地改良整備を行っています。 結論から言いますと、市単独土地改良事業の個人経営体への補助につきましては、財政の関係もありますし、また農業に関わらず、個人への行政支援につきましては、慎重に対応せざるを得ない部分もありますので、宿題とさせていただきたいと思います。 ただ、やる気のある、意欲のある農業者に対しては、行政としましてもお手伝いをすることは当然のことだと認識しています。 先日、柑橘生産推進大会がありました。愛媛大学の先生が、若い人の顔も見えて頼もしく思うと仰っておりました。今後の将来の農業を若い人に期待する方向で、行政も支援させていただきたいと思います。 以上(農林課 回答) |
No.2 吉田公民館利用時間の延長及び空調設備の修繕について
意見(要望) |
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回答 |
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No.3 国安の郷の活用について
意見(要望) |
国安の郷で食事が出来るようになったことは、大変便利で、活用しやすくなったと思いますが、依然として利用者は少ないように思えます。歴史のある素晴らしい法華津屋の建造物等を市民がもっと気軽に楽しめるようにできないでしょうか。
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回答 | 国安の郷の入場者数につきましては、食事が出来るようになる前は、3年間の1ヶ月平均で220人、1日当り約8.5人の利用率でした。お食事処が出来ましてからは、1ヶ月平均263人、1日当り10.1人ということで若干増加しています。依然として利用者が少ないと言うのはご指摘のとおりです。 ただ、ゴールデンウィークのある5月、秋の行楽シーズンの10月、11月につきましては、大幅とは言いませんが増えていますので、その辺のPR不足も反省しまして進めて行きたいと考えています。 ご存知のようにJR四国にお願いしまして、吉田に特急列車が停まる様になっていますが、これも一部分です。3月の時刻改正の時には、全特急便が停まると聞いていますので、市民だけではなく、市外の方にもPRできるようにJR四国と協力してやって行きたいと思います。 入場料につきましては、大人200円、小・中学生は100円となっています。20名以上の団体の場合は、20%の割引をさせていただいていますし、お食事をしていただく場合は無料になっています。 また、市や教育委員会が主催する行事につきましては、勿論、入場料は無料ですし、減免措置という制度もありますので、活用の仕方も今後検討して行きたいと考えています。せっかくこれだけの施設がありまして、利用が充分でないというのもあるんですが、例えば定例教育委員会をこの施設で開くなど、教育委員会ではできるだけ活用していますが、他課にも活用してもらうようお願いをしていきたいと思いますし、ライブや歴史講座等も企画して、吉田町の文化・芸能関係をできるだけPRできるように努力して行きますのでご理解をお願いいたします。 以上(文化課 回答) |
No.4 吉田の歴史・文化・産業・地勢等の再発見と情報発信について
意見(意見) | 南予地域は、気候が温暖で、特徴的な風景や山海の幸に恵まれています。 また、都市部では薄れつつある人と人の繋がりも残っています。長らく東京化されていることが、高い評価を得て、平素目にするものは当たり前で取るに足らないものと感じてきました。 しかし、視点を変えて眺めた時、それらは都市には存在しない貴重な宝と言えます。 先般も、宇和島市が行っている事業(シーズンワーク)が、吉田のみかん農家にとって非常に効果的で素晴らしいものだと感じました。このような事業がもっと広く周知されるべきです。 豊潤な吉田に今あるものを見直し、情報を有効に運用し、発信していくことが必要と考えます。 |
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回答 |
ご指摘いただきましたシーズンワークは、雇用対策でスタートした事業です。柑橘農家への援農が、何故雇用対策かということですが、移住促進というミッションを持っていまして、できればこの事業を通じて一人でも多くの方に移住をしていただきたいなということで、0予算で、市の予算を一切使わずにスタートしました。延べ百何十人という方が吉田の柑橘農家に援農に来ていただきました。残念ながらまだ定住ということにはなっていないんですが、常連さんになっている方もいて、毎年、吉田に行くのが楽しみだという方もおられます。皆さん、全国各地にお帰りになられたら、吉田は素晴らしい所だときっと言っていただけることと思います。こういう口コミも大事だなと思っています。 |