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宇和島地域審議会要望と回答(平成19年11月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0002602 更新日:2015年7月1日更新


【要望書が提出された日】平成19年11月2日
【市が回答した日】平成19年12月19日

No. 区分 意見(要望)事項
1 要望 防災対策について
2 意見 宇和島市海洋先進都市構想について
3 要望 シーカヤック艇庫の設置について
4 要望 牛鬼ストリートにおける歩行者天国の実現について
5 質問・意見 宇和島市交流拠点施設整備事業について
6 意見 「敬老の日記念事業」の招待者対象年齢の引き上げについて
7 要望 南予文化会館使用料の軽減及び生涯学習センターパネルの改善について
8 質問 真珠貝殻を使った道路舗装について
9 質問・要望 改築後の市立病院の駐輪場確保及び病院職員に対する基本理念の徹底について
10 質問 固定資産税の不均一課税の早期統一について
11 意見 保育園給食等の給食センター方式への移行及び保育料・給食代の集金方法について
12 要望 市主催の式典における来賓のあり方について
13 要望 橋の欄干整備について
14 要望 お遍路さんに対する案内板の設置について

No.1 防災対策について

意見(要望)

 近年、日本各地で大規模な地震が発生している中、宇和島市においても、近い将来に発生が確実視される南海地震等に見舞われた場合、大きな揺れとあわせて大規模な津波が押し寄せることも想定されています。災害は、想像を超えた現象を伴う場合があり、甚大な被害をもたらすことが多いことを認識し、各種災害対策を充分に検討する必要があります。
 宇和島市においても、市民の生命、身体及び財産を守ることは、市の基本的な責務であり、重要な課題であると考え、次のとおり要望いたします。

1 住吉公園の整備と供用開始について
 築地町、弁天町、寿町、住吉町、朝日町は、台風が来る度に浸水に悩まされた地域であり、また、津波を最も恐れる地域の一つであります。この地域の安全な高台は、住吉公園しかないため、都市公園として供用が開始できる最低限度の公園設備として、以下の整備を要望します。

  1. 登山口石段への手すりの設置
  2. 登山道の危険箇所へのフェンスの設置
  3. 公園広場の境界フェンスの設置
  4. その他都市公園としての効用を全うするための公園施設の設置

2 緊急避難場所の見直しについて
 宇和島市においては、津波警報等発令時に避難する場所として津波避難場所を指定していますが、避難場所の所在地が分かりにくいものや、津波の前に発生する地震によって避難場所の安全が確保できない場所などが見受けられますので、地区住民との協議、現地確認などを十分に行った上で、避難場所を指定していただきたい。

3 和霊校区住民の避難場所ともなる複合施設の整備について
 数年前の台風災害における避難で、和霊校区住民の避難場所として和霊小学校体育館、丸山公園は適していないということが実証されました。和霊校区住民の早急なる安全確保という重要課題に加え、公民館の老朽化に伴う地域住民交流の停滞への対策として、現在の勤労青少年ホーム、旧和霊プール跡、和霊保育園跡を利用した、避難場所、公民館、児童館などの複合的な機能を備えた施設の整備を要望します。

4 災害に備えた食糧・物資の備蓄について
 現在、宇和島市において災害に備えた食料等の備蓄は0.03%と低い状況にあります。また、備蓄場所も宇和島地域は丸山公園多目的グラウンドとなっており、山の上にあるため、地震等による道路寸断の際には各避難場所へどのように配布するのか、といった不安もあります。さらには、宇和島市女性団体連絡協議会宇和島支部が実施したアンケート調査でも市民個人の備蓄は進んでいないことが分かっています。
 災害時においては備蓄品の迅速かつ確実な配布が求められること及び現状における市の備蓄数は不足していることから、中学校の空き教室を利用するなどの備蓄場所の見直し及び備蓄の品目、数量について見直しを要望します。

回答

1 住吉公園は、測候所を含めて昭和23年に都市計画公園として計画決定をしていますが、未供用であります。住吉公園の開設は長期計画の中で検討しながら、具体的な事業計画を作成して開設年度を決めなければならないと考えています。
都市公園、緊急避難場所としての登山道の手すりや危険箇所へのフェンスやトイレの設置については、必要な部分から整備していく予定です。また、現在の登山道の安全策に関しては、状況を確認し、次回審議会には報告したいと考えています。以上(都市整備課回答)

2 現在の津波避難場所は、合併前に消防本部が現地へ出向き、自治会との相談を基に指定しています。ご指摘の問題点につきましては、地域の方と相談しながら検討していきたいと考えます。

3 避難場所として指定する場合、基本的に公共施設を指定していますので、避難場所まで遠いなどの問題はあるかもしれませんが、ご理解いただきたいと思います。複合施設の整備につきましては、今後の検討課題にさせていただきたいと思います。

4 備蓄場所につきましては、ご指摘のとおり山の上にあり、災害時には効果的に各避難所へ備蓄品を配布できない可能性があるため、ご意見も踏まえた上で検討したいと思います。
 また、備蓄品につきましては、毎年100万円の予算を計上し購入していますが、期限切れ等を相殺すると、思ったほど備蓄量の増加につながっていないのが現状です。この不足をカバーするため、各関係団体に対し流通備蓄をお願いしているところであります。また、個人においても、インスタント食品等の備蓄は是非していただくようお願いをしており、今後も啓発活動を進めていく必要があると考えます。以上(危機管理課回答)

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No.2 宇和島市海洋先進都市構想について

意見(要望)

 宇和島と海は切っても切れない関係であると官民ともに考えているにもかかわらず前向きな施策が打たれていないように感じます。それは、全事業が同じ方向に進んでいない一貫性の無い事がすべての原因と思われます。これを特質すべき最優先の課題と位置づけ、まちづくりを進めていくべきと考えますが、これ以外にも以下の課題が挙げられます。
課題

  1. 民間業者の意識改革と行政協力
  2. 宇和島水産高等学校の新たな分野の新設と連携
  3. 市役所における専門課の設立
  4. 海産製品の販路開拓・拡大
  5. 海洋環境の悪化

 「宇和島の海」という優位性を活かすためにも、それに特化した構想の策定を行い、その構想に基づき、税収の増加、雇用の促進などを進めていくまちづくりを提案します。
そのためにまず、以下の4つの都市モデルを定め、それらの実現を目指すために専門課(海洋都市整備課)の設置を要望します。
(1)海洋研究都市
 水産試験場、水産校の利用をもう一度考え、マグロ等の高級魚の養殖を研究→民間企業へそのデータや技術、人を買ってもらう。

(2)海洋環境都市
 水質をデータ化して市民意識を上げる。
 海を清掃する船の購入
 子供に海洋環境の大切さを教える授業の開催
 海洋環境税の導入

(3)海洋観光都市
 交流拠点施設をすべての観光の拠点とし、観光コンシェルジュを作る。
 海のタクシー、渡船をピーアール
 別府航路の復活

(4)海洋交通都市
 九島まで橋を架けるなら、九島裏に1万トンくらいの中国(アジア)へ向けた輸送船(タンカー)が入れるくらいの港を作る。

回答  宇和島市海洋先進都市構想については、市としても考えなければならない構想でありますが、様々な問題もあります。現在、民間業者と協力して養殖業者と協議会を立ち上げたところであり、食肉加工品を作る際に出る廃棄部位から養殖用のえさが作れないかと考えています。
 市役所における専門課の設置については、現在、水産課に3名の職員を配置しており、この3名で実践や研究も可能ではないかと考えております。
 研究施設については、県水産試験場を利用できるのではないか、また、愛媛大学との連携も可能と思います。
 マグロの養殖については、稚魚を捕獲して愛南町で実施されており、卵の孵化は国内でも成功例が極めて少なく、今後の孵化技術の研究は大きな要素であると思います。
 海洋清掃船の購入については、市といたしましても、国土交通省に宇和海・豊後水道海域を操業できる清掃船の整備をお願いしています。市単独での購入・維持は難しいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 水産高校の活用については、水産高校の実習などで水産課と連携しており、昨年度、水産高校と戸島の女性グループが共同でブリの缶詰を研究製造しております。以上(水産課回答)

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No.3 シーカヤック艇庫の設置について

意見(要望)  宇和島市においてシーカヤックを購入し、その艇庫を津島町田之浜地区に建設する予定と聞きましたが、シーカヤックの管理や利用場所へのアクセスを考えると、旧宇和島市内に艇庫を設置した方が効率的であると思われます。管理場所が中心地から離れると利用頻度も少なくなり、維持管理コストも掛かることから、「宝のもちぐされ」になることが心配されます。
 中心地により近い大浦地区(例えば赤松海水浴場)に艇庫があれば、より多くの住民が利用することが可能であり、また観光客にはシーカヤックを利用した遊子の段畑見学やイルカウォッチングなど新たな観光コースを提供することもでき、観光都市づくりの一役を担えると考えます。よって艇庫の設置場所について、中心地近くへの変更若しくは新たに新設していただきますよう要望します。
回答  シーカヤック艇庫の設置については、当初は三浦地区に設置する予定でありましたが、地元の了解が得られず、田の浜地区に変更いたしました。田の浜地区は、中心市街地から離れておりますが、環境も良く宇和島管内では最大規模のさんご礁群があり、専門家からも高い評価を得ていることもあり、最適地と考えております。赤松地区は、船舶の本線航路であり、遊園地は私有地であることから、艇庫建設は難しいと考えております。しかし、冬場は田の浜地区周辺の海が荒れやすいこともあり、赤松にシーカヤックを運んで実施することも一案であると考えます。以上(商工観光課回答)

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No.4 牛鬼ストリートにおける歩行者天国の実現について

意見(要望)  商店街の活性化、市の活性化を図るため、青年会議所をはじめとする各種団体がイベントを実施するにあたり、牛鬼ストリートを会場として利用するために警察との協議を行なうも道路使用許可が下りず、場所の変更や規模の縮小を余儀なくされていると聞いています。
 今後も様々な団体が牛鬼ストリートを会場としたイベントを企画することが考えられ、商店街の活性化、市の活性化の観点から、宇和島市においても何らかの支援が必要であると考えます。
 今後、各種団体が牛鬼ストリートの利用について警察と協議を行う場合、市におかれましては、商店街の活性化、市の活性化に役立てるものであれば、警察との協議において道路使用許可が下りるように支援していただきますよう要望します。
回答  牛鬼ストリートにおける歩行者天国の実現については、現状のままでは道路使用許可が下りず、難しい状況にあります。商店街や近隣住民の理解を得て、牛鬼ストリートを広場とすれば警察署の許可も必要ないと思われますが、牛鬼ストリートを広場とすることは、建替えの際に建築許可が下りない等、道路に面していない地権者の権利を奪う形となるので、地権者の同意がないと現状では難しいと思います。
 例年、使用許可が下りているものは、牛鬼まつりと宇和津彦神社等に限られており、新規のイベントの許可は難しい状況でありますが、法律の条文では公益上必要であれば認められると規定されているので、市としても働きかけていきたいと思います。以上(建設課回答)

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No.5 宇和島市交流拠点施設整備事業について

意見(要望)  新・宇和島市は自然・産業・歴史・文化など全国に誇れる独自の資源を数多く有し、地域活性化のためには、これらを全国に向かって発信し、PRすることで県内外からの交流人口を増大させることが重要であります。
 上記の目的で整備する交流拠点施設は、特産品の販売によって施設の運営・維持することも重要ですが、最も重要なことは、この施設に集客した人々と市内・外の観光資源を有機的につなぐ為の情報の提供、交通網の整備、その他サービスの充実が必要であると考えます。
 交流拠点施設は、新・宇和島市の「顔」となる施設とし位置づけられ、今年一部予算化され、場所も決まり、施設の規模・運営の計画等も具体化されつつあると思いますが、全体計画についての予算化及び完成、事業開始時期などの見通しについてお伺いします。
 併せて、市民との充分な意見交換の上での計画推進をお願い致します。
回答  交流拠点施設については、昨年度作成した基本計画に基づき、コンペ方式による基本設計を行い、現在詳細の設計作業に取りかかっているところです。
 この施設の目的は、地域産品の販売による需要の拡大や地産地消を促進することによって地域の活性化を図ることはもとより、ここを核に宇和島市の観光資源の情報を効果的に発信し、周辺への波及効果をねらう、いわゆる、宇和島の「顔」となる施設作りを目指しています。
 ご指摘のとおり、今後の高規格道路の整備にともない、さらに都市、地域間の交流が活発化することが予想されることから、その受け皿となる、このような施設は大変重要な役割を果たすものと考えます。
 計画の進捗については、今年度、施設の設計を完了し、来年度早々に工事着手の予定としており、平成20年度中の開設を目指しております。基本設計が固まる、年末ごろにはおおよその姿をお示しできるものと思います。
 場所は、宇和島市弁天町の新内港で、現在九島フェリーや盛運汽船の駐車場になっているところです。
 敷地面積は約13,000平方メートル。そのうち2,450平方メートルは宇和島市土地開発公社の所有地となっており、約3億円程度で宇和島市が買い取る予定です。
 残りは愛媛県所有の港湾用地となっており、この部分については占用等で使用させていただく事としております。
 建物の面積は約2,000平方メートルで、建築事業費は約5億円を見込んでおります。財源については大変有利な合併特例債(充当率95%、交付税算入70%)を活用する計画で進めております。
 運営については、民間の活力を最大限に取り入れ、より効率的な運営を図ることとしており、制度的には物販のほか観光情報部門の役割を果たせる指定管理者での運営を予定しております。
 これまでにも、民間の各種団体の代表者等からなる運営検討委員会(30名)や商工関係者、農水産物の生産者団体とも協議・検討を行ってきましたし、議会に対してもその都度説明を行っております。
 今後は、支配人の募集をはじめ、運営に向けての具体的な検討・事務手続きを進めていく必要がありますが、すでにテナント参加業者については部門ごとに募集の作業に取り掛かっております。
 テナント部門では、鮮魚が4店舗。練製品が1~2店舗入っていただく予定で、農産物についてはJAみなみくんが全面的に交流拠点施設へ移転することとなっております。その他、飲食部門は特色ある郷土料理の提供で、宇和島市の「食文化」を高めていけるよう、現在料飲組合と協議中で、できる限り複数店舗での参加をお願いしているところです。以上(企画調整課回答)

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No.6 「敬老の日記念事業」の招待者対象年齢の引き上げについて

意見(要望)  急速な高齢化の進行に伴い、敬老の日記念事業の招待者は年々増加しています。そのため、記念品を贈呈している市及び自治会の財政的な負担も年々増加しているのが現状です。
 招待の対象となる年齢を現行の70歳から75歳とし、招待者数を少なくすれば、市及び自治会の負担もいくらか軽減されるものと考えます。
回答  「敬老の日記念事業」については、昨年度、各地域の実施主体である自治会や公民館の関係者等にご意見を伺いまして、事業の見直しを行いました。
 このなかで、対象年齢につきましては、対象者が増加しつづけており会場や地元負担金の問題並びに最近の70歳はまだ若いという認識等から「75歳以上とすべきである」という意見を多くいただきました。一方、「現行のとおり70歳以上としてほしい」という意見もありました。県内10市(1市事業廃止)のうち6市が75歳以上を対象としている現状も踏まえ、事業見直しの検討結果として、対象年齢の引き上げを検討する必要があることを報告させていただきました。
 「敬老の日記念事業」の対象年齢の引き上げにつきましては、今後、各地域の関係者等と協議しながら検討していきたいと存じます。以上(高齢者福祉課回答)

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No.7 南予文化会館使用料の軽減及び生涯学習センターパネルの改善について

意見(要望)  南予文化会館は各文化団体が日頃の成果を発表する場として立地条件がよく、魅力のある会場ですが、自主的な展示会や発表会を開催するにはあまりにも使用料が高く、各文化団体にとって負担が重すぎるため、利便性の悪い会場での開催を余儀なくさせられています。市民の文化活動を発表する場合において、南予文化会館を利用する場合には、通常よりも低額で利用できるよう料金体系の改善を要望します。
 また、生涯学習センターの展示用パネルは破損が多く、秋の市民文化祭の設営の際には各団体から動員して設営していますが、高齢者及び女性にとってはかなりの重労働となっています。生涯学習センターの展示用パネルについては、高齢者や女性でも組み立てが容易にできるパネルへ改善していただきますよう要望します。
回答

 南予文化会館は、宇和島地区広域事務組合が田園都市中核施設整備事業として建設し、昭和62年4月に開館しました。開館当初から貸館業務を基本として、運営を行ってまいりました。平成18年度の収支状況を見ますと、会館運営費は、5,307万7千円で、その財源は、会館使用料が、2,452万8千円、諸収入が110万2千円でありまして、不足分の2,744万7千円を、宇和島市から負担金としていただいております。現在この様な状況でありますが、南予文化会館の使用料金を、ホールの利用促進を図るため、平成15年10月1日から、基本使用料を20%値下げいたしました。例えば、中ホールでは、座席数は682でありますが、これを9時から22時まで全日借りた場合は、以前は42,230円でありましたが、20%値下げし現在は、33,780円としております。近隣の会館で全日借りた場合は、三間町のコスモスホールは、座席数700で、30,000円、宇和文化会館は座席数941で37,000円となっております。現在の南予文化会館の使用料は、近隣の会館と比べ、あまり差がない料金設定となっていると考えております。この値下げによりまして、利用状況はどの様になったか推移をみますと、大・中ホール合わせて平成14年度は123件、平成15年度は途中10月から値下げをしておりますが、118件、平成16年度は121件、平成17年度は105件、平成18年度は131件となっております。使用料の値下げによる利用件数が値下げ前と比べ、あまり増えていないというのが実状であります。これは、年間に会館を利用する催し物の内容、団体等がおおかたの場合固定されているからだと考えております。この様な状況でございますので、今の段階では、使用料金の改定は行わず、現状の使用料金で運営をしていきたいと考えております。以上(広域事務組合回答)

 生涯学習センターでは、平成11年に展示用パネルを購入し、破損をさけるために館外の持ち出しを禁止し、大切に使用していただいています。今現在、破損パネルも何枚かありますが、全体的な使用に支障をきたすまでには至っていません。旧宇和島市と同じパネルが旧三間町にもあり、準備から片づけまで文化協会の皆さんでやっていただいています。
 しかし、旧吉田町・津島町のパネルは男性二人が運ばなければならないほど重たい物であり、予算措置が取れるなら、むしろ吉田・津島の方を優先すべきではないかと思われますので、大変ご迷惑をおかけしますが、現状での設営をお願いします。以上(生涯学習課回答)

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No.8 真珠貝殻を使った道路舗装について

意見(要望)  辰野川に沿った通称「辰野川桜街道」から木屋旅館前まで、真珠貝殻を使った道路舗装がされています。一方、本町追手バス停前通りについてはレンガ調の道路舗装がされており、真珠貝殻を使った道路舗装との境目においては、景観に統一性が感じられません。
 真珠貝殻を使った道路舗装、レンガ調の道路舗装それぞれの意図・目的についてお伺いします。
回答  レンガ調舗装は大型車の通行に対応できる構造であるが、真珠貝殻舗装は大型車(バス等)の通行に対応できない舗装であり、大型車が通ると歪みが生じる可能性があります。
 また、本町追手バス停前の通りについては、商店街から続く道ということもあり、商店街との景観の統一性を考え、商店街と協議して現在の色合いに決定を致しました。以上(建設課回答)

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No.9 改築後の市立病院の駐輪場確保及び病院職員に対する基本理念の徹底について

意見(要望)  現在の市立病院駐輪場は、常にいっぱいであり、自転車やバイクをとめるのにも苦慮している状況であります。
 また、病院職員の対応について、利用者から「笑顔がない」「説明が不十分」「やさしさなどの配慮が足りない」などと不評の声が上がっています。
 改築後の病院において、駐輪場は十分に確保されているのかお伺いします。
 また、市立病院の基本理念として、思いやりとやすらぎのある患者中心の医療を提供し、周辺の皆さんに信頼され、医療、保健、福祉の各機関との連携のもとに地域に貢献する病院を目指すことを謳っていますが、職員に徹底していただき、接遇の改善を図っていただきますよう要望します。
回答  改築後の駐輪場については、現在は約300台駐輪可能ですが、調査すると、最大400台、夜間でも100台程度の利用があります。改築後は病床数や外来・見舞数、職員数を検討して約350台駐輪可能なスペースを確保する予定となっています。また、現在は職員用、外来用の区別はなく、乱雑に置かれていますが、新病院では区別した駐輪場を確保する予定としています。
 病院職員に対する基本理念の徹底については、意見(要望)書にあるとおり、「患者様中心の医療」を基本方針とし、「信頼される病院、思いやりのある病院、安らぎのある病院、地域になくてはならない病院」を理念に掲げており、毎朝、理念、基本方針に目を通し、実行するよう職員にも徹底しています。また病院内に、医師、看護師、医療技術員、事務職員など14名で構成する「患者サービス委員会」を設置しており、院内5ヶ所に設置している投書箱(通称、緑のポスト)に投函される意見について、回答や改善実施後の評価などを行っています。また、全職員を対象として年1~2回、外部から専門講師を呼び、接遇研修を行っています。今後も接遇面の改善を図り、職員の質の向上を図りたいと考えます。以上(病院局医療行政管理部総務課回答)

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No.10 固定資産税の不均一課税の早期統一について

意見(要望)  前回の要望書においても、市の今後の財政確保の見通しを含めた、財政計画の公表と併せて、固定資産税の不均一課税の改めるについて、市民の声をしっかりと聞き、議論・審議して、早期に統一することを要望し、これに対し、市民負担の公平性を考えればできるだけ早期に解消することが望ましく、新型交付税の影響や本市の財政状況等を考慮し、早期に統一したいと考えているとの回答を頂いているところであります。
 新型交付税の影響や本市の財政状況等を考慮し、早期に統一したいとのことであるが、今後、どのような方法、スケジュールで統一していくのかお伺いします。
回答  固定資産税に対する不均一課税につきましては、合併協議会において、合併年度及びこれに続く5年度間は継続することで合意となりました。しかしながら、市民負担の公平性を考えればできるだけ早期に解消しなければならないと考えます。
 これまでに、新市としての税収が大きく変動しないように、現在の旧宇和島市の税率1.55%を1.5%に引き下げ、旧町を1.5%まで引き上げてはどうかと議会との協議を行ないましたが、合意を得ることができませんでした。
 ご承知のとおり国の三位一体改革による交付税や補助金等の削減が進み、地方自治体の財源確保がさらに困難な状況になっており、来年度以降もどうなるか分からない状況であります。さらに、合併後10年が経過すると交付税の一本算定が始まり、合併15年後には交付税が15億円減少するという試算も出ていますので、これらの諸事情を踏まえ、来年度中には方針を明確にし、早期に統一したいと考えています。以上(市民税務部税務課回答)

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No.11 保育園給食等の給食センター方式への移行及び保育料・給食代の集金方法について

意見(要望)  現在、保育園の給食やおやつについては各保育園で調理されていますが、各保育園の設備の老朽化に伴う食中毒やO-157に対する不安、効率化による人件費の削減など改善すべき点が見受けられます。
 また、全国的に保育料や学校給食費の未納が問題になっていますが、宇和島市においても未納があると思われます。
 学校給食センターの改築に伴い、施設の有効利用、調理業務の効率化を図るためにも、保育園給食等について、給食センターでの調理に変更すべきであると考えます。
また、保育料や学校給食費の未納の一因として、口座振替であることが考えられますので、以前のように児童・生徒・園児から先生へ手渡しとしてはどうかと考えます。
回答

 保育所に関しては、法律で調理室の設置が義務付けられています。0歳児から預かることもあり、月齢に応じた離乳食やアレルギー除去食などを準備する必要があるため、外部から搬入するのは難しいと考えます。しかし、公立保育所に関しては、特区申請をすれば、外部搬入も可能となります。全国的に見ると、特区を申請し、外部搬入を行っているところもありますが、保育士や保護者を中心に否定的な声があった事を踏まえ、全国展開が見送られています。様々な問題はありますが、総合的に見ても保育所内調理が望ましいと考えます。
 保育料の集金方法については、ほとんどの方が口座引き落としで対応できており、現在の口座振替が望ましいと考えます。保育所は職員を見ても女性が多く、一般事務職もいないため、集金制にするのは危険であると考えます。未納の保護者に対しては、送迎時に園長より別室にて督促をしています。保育料等の未納は過年度分を含めて、公立・私立合わせて246件、約322万円あります。管理職を中心に、個別に家庭を回って滞納整理を行なっているところであります。以上(子育て支援課回答)

 給食センターに関しては、学校給食法において学校への給食提供しか認められていないので、保育園への給食提供は現状においては難しいと考えます。
 給食費の未納については平成17年度で40万6,025円、18年度で50万9,405円あります。未納と口座振替の関連性についての検証はしていませんが、未納の理由を考えると、経済的に困窮している家庭があること、支払い意識の低い保護者が増加していることの2つの理由が考えられます。市内の未納家庭88の内、単親世帯が約25%であり、保護受給家庭を含めてみても、経済的に困窮している家庭が多いことがわかります。未納家庭に対して請求は行っており、管理職を中心に、個別に家庭を回って滞納整理を行なっているところであります。以上(学校給食センター回答)

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No.12 市主催の式典における来賓のあり方について

意見(要望)  宇和島市においては、市主催による様々な式典を開催していると思いますが、男女共同参画社会の実現を目指し、様々な施策を展開しているにもかかわらず、式典の来賓について男性の比率が非常に高いと感じられます。
 女性の社会参画を促すためにも、市主催の式典においては、来賓における女性の割合を増やしていただきますよう要望します。
回答  宇和島市が主催する各種式典や大会においてのご来賓の方々につきましては、関係機関や関係団体、また議員の方々にお願いしているのが現状です。
 この対象となります方々の多くが男性となっておりますことから、どうしても女性が少ない状況になっています。
 しかしながら、国では2020年までにあらゆる分野における指導的地位に占める女性の割合を30%にする目標を立てています。宇和島市におきましても、現在作成中であります男女共同参画社会を実現させるための基本計画におきまして、あらゆる分野に男性も女性参画していくことができるよう、必要な施策を検討しているところであり、今後、徐々にではありますが、女性の割合も増えてくるものと考えております。ただ、これは市民の方々にもご理解、協力をいただかなければ進めることができませんので、市では、これから広報活動や啓発活動を行う予定にしております。地域審議会の委員の皆さん方におかれましても、男女共同参画社会づくりにご理解いただき、ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。以上(総務課回答)

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No.13 橋の欄干整備について

意見(要望)  畑枝川に架かる栄橋の欄干が歩道に突き出ており、自転車で通行するにあたっては、非常に危険な状態となっています。
 突き出ている欄干の整備を行い、安全に通行できる歩道にしていただきますよう要望します。
回答  欄干の角を川側にせり出し、角切りを施工する方法で今年度中に実施する予定であります。以上(建設課回答)

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No.14 お遍路さんに対する案内板の設置について

意見(要望)  合併後、宇和島市は札所を2箇所有するようになりましたが、お遍路さんに対する案内板の整備が不十分であると思われます。
 歩いて来られるお遍路さんにとってやさしいまちづくりを進めるためにも、迷い易い場所や農村部においてはバス停などに分かりやすい案内板を設置するよう要望します。
回答  現在、高速道路延伸なども考慮に入れた観光ルートや看板の整備を検討しています。どこに、どのような看板が必要なのか等を考慮しながら、観光客に分かりやすく、まちの風景に合った看板の企画を考えております。その中に、歩き遍路に対する案内板、トイレについても、検討したいと思います。以上(商工観光課回答)

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