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三間地域審議会要望と回答(平成19年10月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0002607 更新日:2015年7月1日更新

【要望書が提出された日】平成19年10月30日
【市が回答した日】平成19年12月19日

No. 区分 意見(要望)事項
1 意見 中山池自然公園の掲示板設置等について
2 要望 地域防災無線による緊急地震速報の導入について
3 要望 三間地区ケーブルテレビ網の整備について
4 要望 三間支所職員数の維持について
5 要望 畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館の有効利用について

No.1 中山池自然公園の掲示板設置等について

意見(要望)

 この公園は、三間を代表する景勝地として、これまでによく整備され、かなり行き届いた設備等が設けられて、来園者に喜ばれているが、より一層、来園者の便を図るとともに、中山池の由来や機能を明らかにして興趣を深めることとしたいものである。また「森の魚」の製作意図や作家のプロフィールを示すことによって、観賞価値を高めたい。

1 中山池由来の掲示板の設置
 現在、池の南西部に当る山中の遊歩道(四国の道)沿いに掲示板はあるが、来園者の見る機会の多い駐車場付近に設置することとし、掲示内容は平成6年発行「三間町誌」から抜粋する。
(理由)
 中山池の由来や機能上の役割を理解することにより、来園者の興趣を深めることができる。

2 中山池自然公園案内図の追加表示
 現存の案内図に照葉の森、キャンプ場、太宰遊淵の墓(市指定文化財)の表示を追加する。
(理由)
 照葉の森は、原生林といえるもので、通常の雑木林と全く違った趣があり来園者に感動を与えたい。
 キャンプ場は、鉄筋コンクリート造の流し台、炉場が設けられ、トイレの設備があり、より活用されるよう周知を図る。
 遊淵の墓は、中山池の由来を読んで見たいと思った来園者の便を図る。

3 「森の魚」の由来と作家のプロフィールの掲示
 造成された森の中央に3本の森の魚が置かれているが、最大のものに掲示する。
(理由)
 「森が海の生命を育てる」という作家の製作意図を示して、来園者の「どうして森の魚なのか?」という疑問に答え、環境問題を考える糸口の提供にもなり、観賞価値が高まる。
 作家のプロフィールを示して顕彰を図る。

回答  中山池由来の掲示板の設置については、現在、設置の作業に入っており、案内図の追加表示についても、準備を進めている所であります(H19.11.29時点では実施済み)。
 「森の魚」の由来と作家のプロフィールの掲示については、作家の名前ぐらいであれば表記しても差し支えないと思われます。作品の由来については、一番大きな作品にすでに明示されているようであります。以上(都市整備課回答)

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No.2 地域防災無線による緊急地震速報の導入について

意見(要望)  吉田・三間・津島地区には防災無線が設置され有効活用がなされているが、この10月1日から開始される緊急地震速報への対応がされていない。
 テレビ・ラジオを聴取していない時は、緊急地震速報を知ることが出来ない状況であり、農業従事者が多い三間地域には、緊急地震速報の防災無線との連動が望まれている。
 総務省消防庁では、今年度約700自治体に緊急地震速報のモデムを配備できるように1億8,400万円の予算を計上しているが、今のところ約100市町村の申し込みにとどまっているようである。
 愛媛県では、松山市のみ10月1日より起動とのことですが、何とか予算化に努めて、対応していただくことを要望いたします。
 先日開かれた三間地区タウンミーティングの場でもありましたが、これこそ防災無線の役割である。
回答  防災行政無線で緊急地震速報を受信するためには、Jアラートの整備が必要となります。現時点で整備するためには、3支所にそれぞれJアラートが必要ですが、旧市に防災行政無線を整備し総合装置を設置すれば、3支所も一斉に受信できます。
 今後はこのような方向で防災行政無線の整備を図って行きたいと考えています。以上(危機管理課回答)

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No.3 三間地区ケーブルテレビ網の整備について

意見(要望)  現在、旧宇和島市には、ケーブルテレビ網が整備され、宇和島ケーブルテレビの放送が視聴できるが、吉田・三間・津島地区においては、ケーブルテレビ網が整備されていないので視聴できない状況である。
 宇和島ケーブルテレビの放送は、市の情報等、いい情報が多くあり、同じ市民として、平等に情報を得ることが望ましいと考えます。
 ケーブルテレビ網を整備するためには、多額の設備投資が必要であり、宇和島ケーブルテレビが独自でケーブルテレビ網を整備するのは難しいと聞いております。
 市側も予算等厳しいと思いますが、情報整備関係で国・県・市等の補助金がありましたら補助をいただいたり、また現在市等が整備している光ファイバー網を利用する等、是非、情報の空白地区をなくすため、ケーブルテレビ網の整備を要望いたします。
 また、防災情報の発信等にも利用できると思います。
回答  2011年の地上デジタル放送への完全移行と国が目標とする2010年までに高速インターネットを利用できない地域の解消への対応として、ケーブルテレビのエリア拡大は有効な手法の一つだと考えています。
 また、宇和島ケーブルは、議会の生中継をはじめ、各方面の行政に関する情報も放送していただいています。さらに、市及び関係機関と連携して災害情報や安心・安全情報の提供も検討しているところであり、情報伝達手段としての有効性を認識しています。
 市では、国や電気通信事業者等と連携して、地域間の情報格差を改めるするために、国の補助事業等を活用して整備を進める事を検討していますが、当市の厳しい財政状況を踏まえると、市民の皆さんのご要望や地域条件を十分調査して、効率的に事業を実施する必要があります。
 現在、市の光ケーブル網を活用して、ケーブルテレビ及び高速インターネットのエリア拡大について試算をしています。また、広報8月号で実施した住民アンケート等の結果を踏まえて、市民の皆さんが要望するサービスを提供できるよう民間主導原則に基づき、電気通信事業者等と協力して整備を進めて行きたいと考えています。以上(総務課回答)

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No.4 三間支所職員数の維持について

意見(要望)  合併後2年余り経ち、平成18年度・平成19年度と年々三間支所職員が、削減されています。
 住民サービスにおいても、サービスの低下を感じており、今後、職員が更に減れば、今以上に市民生活にも支障を来たします。
 また、地域の活性化の面でも、合併前より三間地区は、衰退していると感じている。
 公務員の削減、職員・組織のスリム化等理解は出来ますが、地域活性化・市民サービスの維持のため、職員配置のバランス、適材適所等も検討していただき、職員の適正な配置をしていただきますよう要望いたします。
回答  合併前に想定した以上のスピードで急激に支所の職員数が減少するなどの変化に対して、旧3町の住民、経済界から、時期尚早ではないかというご指摘をいただいています。
 その原因としては、国による財政改革、地方分権推進といわれながら行なわれてきた三位一体の改革等、いわゆる「改革」の結果としての痛み、影が地方自治体を直撃し、財源確保が極めて厳しくなったことが挙げられます。平成20年度の総務省概算要求ベースで見ると、自治体に配分される地方交付税額はマイナス4.2%となっており、来年度も収入減が予想されます。
 今後、住民福祉の維持、向上に責任を有する地方自治体としては、職員削減などの行政改革のスピードをアップすることが財政破綻を避ける意味でも、避けて通ることができない選択肢であり、各支所においても、継続的に実施される行政改革の対象となり、引き続き効率化を推進する必要があると考えます。職員数に関しては、定員適正化計画に基づき今後3年間で100名以上の減となる予定であり、増加する事務量に対応するためにも本庁で集中管理できることはしていく必要があります。
 このような状況の中、本庁方式への移行に際しては、可能な限り住民生活に直結した事務事業における機能の低下を招かないよう配慮を行なってきたところでありますが、今後も各町の中心地として栄えてきた支所及びその周辺地域の将来像をどのように描いていくか、市民に対し、議会、地域審議会、タウンミーティング、広報等を通じて説明責任を果たしながら、組織機構の見直しを行っていきたいと考えます。以上(企画調整課回答)

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No.5 畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館の有効利用について

意見(要望)  三間地区には、道の駅があり、施設内に畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館があります。
 大変立派な施設でありますが、1日当り、10名弱の来館者しかない現状で、無論、館長をはじめ職員の皆さんも頑張っていただき、地元出身の作家の作品を展示するなど、年4回程、展示替えをしていますが、地元住民も一度、来館したら、2回・3回とはあまり行かないようであります。あれだけの施設であり、地域活性化のためにも、今一度有効利用の方法について再検討するべきではないかと考えます。
 1つの方法として、美術館の利用方法について、各種グループ団体が絵画やいろいろな作品の展示会等を、美術館内で開催出来るようにする。実際、市民からの要望もありますが、そうすることにより、展示関係者が来館し、そして隣接する道の駅で買い物・食事等されて道の駅の売上増が期待でき、地域の活性化にも繋がります。
 入館料・使用料等いろいろなクリアしなければならない問題もあると思いますが、入館料を半額に・その期間だけ無料に・無料にする代わりに使用料を取るなどして、少しのスペースでいいので、空きスペースを利用して子供の展示会等開催し、美術館・道の駅に人を呼ぶことも考えるべきである。現在の入館者数をみると無料にしても問題はないのでないか。
 小さな町にあれだけの投資をして施設をつくりました。しかし、地元の方は、ほとんど行かない・市外の入館者も少ない状況であり、有効活用をすることを市として今一度、真剣に考えるべきである。
 また、市唯一の立派な美術館でもあますので、無料化し誰でも気軽に入館できる美術館にするのか、畦地梅太郎記念美術館としてある程度、格調の高い作品を展示していく等いろいな考え方もあるとは思いますが、地域活性化につながるように、美術館の各種団体への開放も含めて検討していただくことを要望いたします。
回答  畦地梅太郎記念美術館は南予で唯一の美術館であり、市民が芸術作品を鑑賞できる機会の充実を図る施設として、畦地梅太郎氏の版画や貴重な資料を多数収蔵しております。
 展示については、宇和島市や近隣から輩出した芸術家の作品や畦地梅太郎氏と交流のあった芸術家の作品を中心に年4回程度展示替えを行い、市民が芸術作品を鑑賞する機会の充実を図っているところです。
 各種グループ団体がいろいろな作品の展示会等を美術館で開催できるようにとの要望ですが、これにつきましては、展示室の使用許可制度がありますのでそういう制度をご利用いただければ、入館料の問題もクリアできるかと思います。また、子供の作品の展示等については道の駅の研修室や通路への展示も可能であり、道の駅の活性化としては一番取り組みやすいのではないかと思います。
 今後どういう形が地域や両施設の活性化に結びつくのか(株)みま産業振興公社と検討したいと考えております。以上(三間支所総務市民課回答)

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