ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市の概要 > 市町村合併 > 三間地域審議会要望と回答(平成19年6月)

本文

三間地域審議会要望と回答(平成19年6月)

印刷用ページを表示する 記事ID:0002606 更新日:2015年7月1日更新

【要望書が提出された日】平成19年6月20日
【市が回答した日】平成19年7月31日

No. 区分 意見(要望)事項
1-1 意見 三間ICの供用開始に対応する観光振興事業「ミニ観光・学習コースみま(仮称)」の創設について
1-2 要望 各種団体の事務局について
1-3 質問 三間地域での学童保育について
1-4 質問 男女共同参画社会の形成について

【要望書が提出された日】平成18年11月6日
【市が回答した日】平成19年6月20日

No. 区分 意見(要望)事項
2-1 意見 校区公民館の設置もしくは公民館主事の増員による、地域活動の活性化について
2-2 要望 三間地域と吉田地域を結ぶ道路整備による地域間交流の促進について
2-3 要望 老人憩いの家送迎バスの目的外使用について
2-4 要望 支所職員を削減していく中での、地域イベント等への対応について
2-5 要望 三間川橋の改修について
2-6 要望 南予文化会館とコスモスホール三間の連携について
2-7 要望 自治会要望の継続について
2-8 要望 学童保育及び放課後子どもプランの実施について
2-9 質問 三間地域活性化のための予算と取り組みについて

No.1-1 三間ICの供用開始に対応する観光振興事業「ミニ観光・学習コースみま(仮称)」の創設について

意見(要望)  四国横断自動車道の宇和島北IC・西予宇和IC間と、国道56号宇和島道路の未開通部分の宇和島南IC以南が、それぞれ2011年度中に開通する予定と聞いております。三間ICの供用も同時に開始されると思いますが、もうすぐそこに迫ってきております。
 このことに対応して、市内外の人々の交流を図り、地域の活性化を目指す方策を出来るだけ早い内に練って、事業化を実現しなければならない時期が来ていると思います。
 しかし、旧1市・3町にそれぞれ、いいものがたくさんあるはずですが、それぞれの地域性を生かした、観光資源の活用がなされていないようです。また、住んでいる私達には、わからない、宇和島市の誇れるもの、観光資源になりえるものがまだまだたくさんあると思います。
 是非、皆で知恵を出し合い、宇和島市に多くの方が訪れていただけるような方策を考えるべきである。
 三間町の例で考えると、三間地域には観光と共に学習にも対応できる資源として、旧毛利家(現存する数少ない庄屋のたたずまいを残す例)札所の仏木寺と龍光寺、県指定文化財正法寺観音堂・厨子、大森城跡、音地地四国、中山池自然公園(公園としてのみでなく中山池の歴史的意義)、畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館などがあり、拠点となる施設として道の駅みまコスモス館があります。
 これらの資源や施設を活用するための方策として、「ミニ観光・学習コースみま(仮称)」を創設する。
発着拠点は、道の駅みまコスモス館とし、それぞれの観光概要案内図を作成する。
 移動手段は、自転車(コスモス館のレンタサイクルもあり)、自家用車・タクシー(複数のタクシー会社と提携する。)等を想定し、それぞれの移動手段にあったコース設定の提案をして、また、地元の案内ボランティアを育成し、広報・宣伝にも力を入れる。
 また、道の駅みまコスモス館に行ったら、三間のことがなんでもわかるというように拠点施設を設定する。現在、コスモス館は、指定管理を導入して三間振興公社が運営しており、コスモス館の運営と合わせて、観光客の集客をめざし、三間振興公社に委託事業として委託する。
 三間だけでなく、旧宇和島・吉田・津島にも、それぞれ地域性を生かしたコース設定を考えて、各施設等を線で結び、観光客等が分かりやすく観光できるようにするべきである。
回答  宇和島市では、地域活性化策のひとつとして、いただいたご意見の内容そのものの政策を現在すすめているところです。
 具体的に段階を追ってご説明をいたしますと、
  1. それぞれの地域性を生かした観光資源の調査
  2. 市民の皆さんで知恵を出し合いながら、参画してもらう観光メニューの創出
  3. 観光コースの設定と各地域ごとに発信を行う拠点づくり
  4. 広報・宣伝
という流れになろうかと存じますが、現在の進行状況としては、1の観光資源の洗い出しが終了し、2の市民の皆さんと一緒に考えながら、宇和島の新しい観光づくりをしていくための研究会(うわじま虹色ツーリズム研究会)を近く立ち上げる予定です。
 また、3についても、宇和島市全体で観光コースの設定や発信を行っていく拠点づくりと、各地域ごとの中心となる拠点づくりについて、検討を行っております。
 今後は、ご意見いただいたとおり、宇和島の歴史、自然、文化を生かしたルートづくりや広報についても、徐々にすすめてまいり、高速の供用開始に間に合うよう魅力的なまちづくりを行いたいと考えています。これには、市民の皆さまお一人お一人の協力が不可欠です。ぜひ研究会にご参加いただき、より良いご意見をくださいますようお願い申し上げます。以上(商工観光課回答)

一覧へもどる

No.1-2 各種団体の事務局について

意見(要望)  合併前の三間町では、各種団体の事務局は、行政や社会福祉協議会がしていただいて各種団体と行政等が非常にいい関係で活発に活動を行ってきました。
 しかし合併後 行政・社会福祉協議会が各種団体の事務局は持たないとの方針で、現在は、各団体で事務をしておりますが、遺族会等のような団体は、会員も高齢であり、総会資料作成や、またいろいろな会の事務運営に支障をきたしているのが現状です。
 また、以前のような活発な活動もなくなり会自体が衰退してきており、困っております。
 高齢者や社会的弱者のため事務運営が困難な団体については、是非、事務局を行政等で持っていただきたくよろしくお願いします。
また、各種団体の活動も活発になれば、地域や社会にも貢献できると思います。
回答

 市としては、老人クラブは地域社会のなかで重要な役割を担う自主的な組織であると認識しており、明るい長寿社会の実現のため、高齢者の生きがいや健康づくり等の老人クラブ活動を推進することとしています。
 このため、国、県及び市は、老人クラブの活動に対して毎年、補助金を交付し、その活動を支援しています。
 市は、活動支援、助言や補助金執行に関する指導監督を行う立場であり、事務局や経理事務を行うべきではありません。これは、他の自主組織についても同じです。
 老人クラブ自らが、運営していけるよう必要な助言等はして参りたいと思いますし、また、市が行える支援は実施していく考えでございます。以上(高齢者福祉課回答)

 福祉関係団体のみなさまには、日頃から地域のみならず市政全般にわたりご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 団体に対する行政のサポートは、合併時には各市町においてかなり異なっていたことから大変ご迷惑をおかけいたしました。
 旧町では行政や社会福祉協議会が事務局を持っていた反面、旧宇和島市においては団体の自主性や活動の活性化などの面から、行政等に事務局を置くことなく団体活動を進めておられます。
 市に事務局を置かない場合でも、公的事業への参加調整、会議資料の清書・印刷、障害者団体の事業実施に対する職員の協力や参加など、行政が行えるものについては事務局の有無に変わりなく同様と考えています。
 ご意見のように多くの団体で会員さんの高齢化がすすみ、運営に支障をきたしていることが考えられます。この点につきましては、市としてなお一層のサポートが必要だと考えており、団体と行政がともに協力し合って、なお多くの住民のみなさまが活動に参加できますようサポートして行きたいと考えています。以上(福祉課回答)

一覧へもどる

No.1-3 三間地域での学童保育について

意見(要望)  昨年10月に学童保育についてのアンケート調査を実施し、現在集計中の答えをいただいておりました。
 その後、アンケートの集計は終えていると思いますが、どのような結果になり、今後どのように検討されるのでしょうか。
 現在 学童保育は、三間地域では実施されていないため、三間に住んでいる方が、子供さんを天神小学校に入れて、宇和島の学童保育を利用しておられます。是非 早期に三間地域での学童保育を実施していただきたいと願っております。
回答  当三間・成妙・二名小学校1年生保護者及び三間・成妙・二名保育園と三間幼稚園の全保護者を対象に「学童保育に関するニーズ調査」を実施いたしました。
 調査結果については、回答者の半数余りが利用希望するとしておりました。また、開設場所については、学校内、学校近くの希望がでており、対象児童についても全学年対象という要望もありました。
 平成19年度から国の「放課後子どもプラン」が、主に昼間保護者の居ない小学校1年から3年生を対象とした「放課後児童クラブ」と全小学校児童を対象とした「放課後子ども教室」を小学校で行うことを基本として創設されました。
 市では教育委員会(生涯学習課)を中心として放課後子どもプラン運営委員会を設置して今後の事業計画等を検討すべく、現在事務レベルで状況等調査中であります。
当然、三間地域の中の放課後子どもプランとして20年度に1箇所開設を目指し検討中でもあります。
 なお、18年度に津島地域において、宇和島方式(単独事業・長期休暇等は休所)として実施しております放課後児童クラブの形式も視野にいれて検討していくべきと考えております。以上(子育て支援課回答)

一覧へもどる

No.1-4 男女共同参画社会の形成について

意見(要望)  新市建設計画に定めてある男女共同参画の推進のための基本計画を策定し、男女がそれぞれの能力を十分に発揮でき、互いに尊重しあい、社会のあらゆる分野に、ともに参画できるまちづくりを進める、そのために、クォーター制の積極的な導入等としています。
 クォーター制の導入を期待していますが、まだまだ日本では無理なことですが、年々、市役所の女性管理職を増やしていくことで近づいていくのではないでしょうか。
 是非、女性を育てていくことと、男性の意識改革を進めていっていただきたいと思います
 今年度、女性管理職の増加数と今後の増員計画等をお聞かせ下さい。
回答  今年度の女性管理職の増加数でございますが、幼稚園長1人、看護部長1人、副看護部長1人、看護師長3人の計6人となっております。残念ながら今年度は市役所内での管理職への昇格者はありませんでした。
 今後の女性管理職の増員計画でございますが、男女協働の理念が社会的にも浸透している中、退職者の関係もあり、年度毎の具体的数字を示すことが出来ませんが、能力のある女性職員につきましては管理職に登用していきたいと思っております。以上(人事課回答)

一覧へもどる

No.2-1 校区公民館の設置もしくは公民館主事の増員による、地域活動の活性化について

意見(要望)  現在は三間公民館1館で、三間全域(三間小学校・成妙小学校・二名小学校の3校区)を担当しており、職員は嘱託の館長、正職員の主事、嘱託職員の3名体制となっている。
 三間地域は津島地域などと比べて立地条件がコンパクトにまとまっていることもあり、職員の努力により、何とか1つの公民館で三間地域全域にわたる様々な事業を実施し、地域住民の教養の向上、健康の増進、生活文化の振興そして社会福祉の増進など、公民館の設置目的達成のための活動を続けている。
 しかしながら、いわゆる中央公民館1館で、各地域における活動のきめ細かなフォローをしていくには限界があり、合併し、本庁に支所機能が集約されつつある今だからこそ、各地域の集合拠点として、校区ごとに地域活動を支える公民館を設置することが理想であると思われる。
 また、合併後の新市における各種団体への補助金の削減や事務取扱いの見直しなどの影響を受け、老人クラブをはじめとした一部団体の活動は減退傾向にあり、こうした状況を打開し、地域活動を活性化していく上でも、公民館の果たす役割はますます重要になってきている。
 旧宇和島市や吉田地域、津島地域のように、(既存の施設を利用するなどして)校区ごとに公民館を設置することはできないか。
 ただ、新市の財政的な問題もあり、校区公民館の設置が難しいのであれば、現在の三間公民館で主事を増員し、各校区の担当とさせることで、公民館の機能を強化する方向で検討するべきではないか。
回答  地域活動の拠点である公民館の果たす役割はますます重要になっております。本来であれば、各校区ごとに公民館を設置し、それぞれの館に公民館主事を配置することが理想ではありますが、人的にも予算的にも大変厳しい状況であります。従いまして、ご要望の校区公民館の設置もしくは公民館主事の増員につきましては、現在のところ要望にお応えすることはできませんが、現公民館体制の中で、事業の見直し、住民が主体となった地域行事、地域の特性を生かした公民館活動(学級・講座、事業等)を住民とともに考え、公民館機能を低下させない方向で推進していきたいと思います。

一覧へもどる

No.2-2 三間地域と吉田地域を結ぶ道路整備による地域間交流の促進について

意見(要望)  新市建設計画の中に謳われているとおり、新市の特性・資源を生かした地域間交流を展開することにより、地域の活性化を図ることは、新市における重要なテーマの一つとなっている。
 各地域においては、住民を元気づけ、地域の交流を図っていくためのイベントが行われているが、こうした取り組みは地域間交流を促進していく上で大切なものだといえる。しかし、実際に人が地域と地域を移動するための手段としては、道路等のインフラ整備が不可欠であり、地域間交流促進のための大前提であるといえる。
 現在、三間地域と吉田地域をつなぐ主要な道路は国道56号線しかなく、三間町是能から高串方面へ抜ける県道広見吉田線と三間町則から吉田町立間方面へ抜ける県道西谷吉田線は、道幅が狭く車の離合が難しいうえ、急なカーブの多い交通難所である。
 こうした中、両地域の交流促進という意義に加え、四国横断自動車道三間ICへの吉田地域からのアクセス道路としての機能も含めて、三間地域と吉田地域をつなぐ道路整備の必要性が叫ばれている。
 市町村合併後の地域間交流を進めていくための手段として、県道広見吉田線や県道西谷吉田線の整備促進を求める要望を、継続して県に行って欲しい。
 また、県道広見三間宇和島線と国道56号線を結ぶ市道鳥越線についても、三間~吉田間の移動時間短縮のうえで、大きな意味を持つため、今後も整備を進めて欲しい。
回答

●市道鳥越線・・・地方道路交付金事業(国補) 交差点改良 延長75m
平成18年度 用地買収等
平成19年度 改良工事着工

※国道56号線との交差点については、国に改良のお願いをしていますが、四国横断自動車道の工事を進めることにより、吉田経由で宇和島に入っている松山方面からの車も三間経由となり、国道の交通量もかなり減ることが見込まれるため、国としては四国横断自動車道の工事に最大限予算を投入したいという返事をいただいています。

●県道広見三間宇和島線・・・車線変更区分を設ける。
平成19年度 用地買収
平成20年度 工事着工

●県道広見吉田線
車地池の手前まで改良済み。
車地池の下~知永の区間が未改良。
四万十流域道路促進協議会としても、愛媛・高知の両県知事に要望する。

●県道西谷吉田線
本年度より、一部、用地買収及び物件補償に着手する。
改良工事は、平成19年度に起点の一部を着工し、平成20年から佛木寺三叉路より高速道路の交差地点前後を整備予定。残りの改良計画区間においても、早期完成を県に要望する。

一覧へもどる

No.2-3 老人憩いの家送迎バスの目的外使用について

意見(要望)  平成18年9月に宇和島自動車の東高校前~川之内線が廃線となった際は、市の努力により、同年10月より三間中学校前~川之内の区間について、コミュニティバスが運行され、公共的な交通手段の確保がなされた。
 宇和島自動車の路線バスは、現在、宇和島~迫目~虹の森公園前線が1日7往復(学校の授業がない日は1便減)、宇和島~仏木寺・愛治線が1日8往復(学校の授業がない日は1便減、祝祭日は1便減)運行しているが、東高校前~川之内線が廃線となった例もあり、今後を不安視する声が高まっている。
 現在、福祉環境課所属のマイクロ・バス(42名乗り)は嘱託職員の運転により、「老人憩いの家」の送迎を火曜日~金曜日の午前10時頃と午後2時頃に、三間幼稚園の送迎を月曜日~金曜日の朝夕にそれぞれ一連の流れで行っている。このバスを「老人憩いの家」の送迎の際に、それ以外の高齢者などを搬送するコミュニティバスとして利用できないか。
回答  このバスで他目的の一般客を輸送することは、現行のバス路線の利用者減少となり、路線の廃止の可能性を高め、結果として三間地区の交通の利便性を損なうことが心配されます。
 このため、現行ではこのバスに他目的の一般客を輸送することは検討しないこととします。
 しかしながら、今後、既存のバス路線が縮小または廃止されるような状況になった場合には、三間地区の交通手段の確保について検討する必要があると考えられます。

一覧へもどる

No.2-4 支所職員を削減していく中での、地域イベント等への対応について

意見(要望)  旧三間町役場時代より、「コスモスまつり」や「納涼大会」などの大きなイベント等については、主管課だけでなく、ほとんど全職員が参加をし、旧町全体で取り組んでいたが、合併後、職員の大幅な削減が行われ、今後もさらに削減される場合もあるということで、イベントの開催が難しくなるのではないかと心配している。
 本庁で勤務している旧三間町職員が応援に駆けつけるといったシステムは出来ないか。それが出来ないのであれば、イベントを継続していくための別の方法を検討して欲しい。
回答  今後、支所職員数はさらに減少することが見込まれ、イベント時等の人手不足をどのように解決するのか、大きな課題であると考えています。
 このような中、以前から職員対しては、一人三役をやるように周知してきています。一つめは、当然、職員は仕事をするのは当たり前ですが、きちんと仕事をやれる人。二つめは地域で活動できる人。三つめは趣味の世界でリーダー的にやれる人。この三役がこなせてこそ、市の職員として住民の方に認めていただけると考えます。
 今後も、市の職員として地元のイベント等を楽しむだけではなく、お世話役にもなっていただくよう、職員に対し一人三役を周知徹底していきたいと考えています。

一覧へもどる

No.2-5 三間川橋の改修について

意見(要望)  三間川橋は、老朽化が著しく、強度上の問題があるため、旧三間町時代にも改修が検討されており、現在2トン車以上通行止めになっている。とりあえず、応急措置を行うとの話を伺っているが、あくまで臨時的な措置とのことで、抜本的な改善には至らず、このまま放置しておくのは非常に危険な状態にある。
 市の財政的な問題や、市内の他の危険な橋との優先順位の問題など、すぐに対応が出来ない事情は理解できるが、三間川橋が危険な状況にあるのは事実であり、市民の安全を確保するためにも、できるだけ早く改修を行うようお願いしたい。
回答  三間川橋は、橋台にひび割れが生じ、2トン車以上の通行制限をしていたため、平成18年度に応急処理を実施いたしました。地元自治会からの要望は、市道元宗・迫目線の拡幅とあわせて橋の改良をして欲しいという内容でありましたので、今後は国の補助事業で採択されるよう関係機関との協議をしているところであります。

一覧へもどる

No.2-6 南予文化会館とコスモスホール三間の連携について

意見(要望)  現在、コスモスホール三間は、コスモスホール三間運営委員会が中心となり、積極的な取り組みを行っているが、宇和島市の中心にある南予文化会館は貸館業務にとどまっているように聞いており、あれほどの施設を活かしきれていないということで、非常にもったいないことだと思う。
 南予文化会館は広域事務組合の組織ではあるが、南予地域の文化の発展・振興のためにも、両館がネットワークを結び、取り組むことはできないか。
回答

 南予文化会館につきましては、下記の広域事務組合の回答のとおり、貸館業務のみを行っている状況であります。運営・管理主体や地域において担う役割が異なるため、両館がイベント開催等において連携をしていくことは、現状においては、難しいと思われます。

【広域事務組合 回答】
 南予文化会館は、各種団体等の社会教育活動に貢献するため、中央の高度な芸術文化鑑賞に対応できる音響設備、並びに圏域の各種文化活動の充実と向上、併せて地場産業の振興を図り、住民相互の交流を深める場を提供するにふさわしい館内設備の充実した総合機能を有する施設です。
 昭和62年に開館しましたが、初期投資の段階でも施設建設費に加え、各種の機械設備・備品設置に多額の事業費を投入しました。現在においても同規模・同年代の他施設に比べ、職員や管理委託業者のたゆまぬ努力により、各種設備・備品は良好な状態を保ってはいるものの、施設建築後20年を経過し、維持補修に係る経費は年々増加しており、建物の外壁工事や音響・空調設備の更新など年次計画を立てて執行せざるを得ない状況となっています。
 施設職員についても、館長をはじめとしてすべての職員雇用を嘱託や臨時で対応し、運営管理費の軽減に努めていますが、イベントなどの自主興行を企画する財源や人材までは確保できずにおり、貸館業務のみを行うという状態が続いています。

一覧へもどる

No.2-7 自治会要望の継続について

意見(要望)  旧三間町で行っていた行政区要望について、合併後も引き続き行うこととなり、平成18年度より自治会要望として、宇和島市連合自治会三間支部長がとりまとめて市長に提出し、回答をいただいている。
 自治会要望については、非常にいい取り組みなので、来年以降も引き続きやってもらえるようにお願いしたい。
回答  旧三間町からの行政区要望の取扱いにつきまして、連合自治会三間支部としては、従前どおり、単位自治会の要望を取りまとめて、三間支部長名で市長に要望を提出していただき、支所で回答できるものは支所で回答し、本庁での検討が必要と思われるものにつきましては、本庁にあげて検討のうえ回答させていただいていております。
 今後もこの方法での継続を予定しております。

一覧へもどる

No.2-8 学童保育及び放課後子どもプランの実施について

意見(要望)  共働き家庭がほとんどになってきている現在、保育所で居残り保育があり安心して働いていたのに、小学校に入学したとたんに、学校が終わった後、親が仕事から帰るまでの間、子どもは一人ですごさなければならなくなる。
 防犯対策としても、安心して子育ての出来る環境を整備することが少子化対策になるのではないか。
 旧吉田、津島、宇和島については、学童保育があり、三間だけにない。保護者からも要望がでており、文部科学・厚生労働の両省が2007年4月にスタートする放課後子どもプランを全校区で導入との発表があったが、是非三間地域でも来年度よりスタートさせて欲しい。
回答  昨年、三間・成妙・二名小学校1年生保護者及び三間・成妙・二名保育園と三間幼稚園全保護者を対象に「学童保育に関するニーズ調査」を実施いたしました。調査結果概要では、回答者の半数余りが利用希望するとしております。また、開設場所については学校内、学校近くの希望がでており、対象児童についても全学年対象にという要望もありました。
 平成19年度より国の「放課後子どもプラン」が、主に昼間保護者のいない小学校1~3年生を対象とした「放課後児童クラブ」と全小学校児童を対象とした「放課後子ども教室」を小学校内で行うことを基本として創設されました。市では、教育委員会を中心として、放課後子どもプランについての運営委員会を設置して今後の事業計画等を検討して行く予定です。この中でアンケート調査結果も踏まえ三間地域の放課後子どもプランを考えていきたいと考えております。

一覧へもどる

No.2-9 三間地域活性化のための予算と取り組みについて

意見(要望)  平成18年度愛媛県予算の中で、南予地区活性化のための予算を、東中予よりも多く組むとの知事の話があったが、その中で宇和島地域への予算と活性化のための具体的な取り組みはどうなっているのか。また、三間地域での取り組みについても分かればお聞かせ願いたい。
回答

【愛媛県及び南予地域各市町の活性化への取組み体制について】
 平成18年4月に県に設置された「南予地域活性化特別対策本部(本庁)」、及び「現地対策本部(宇和島・八幡浜各地方局)」を主軸とした支援体制の構築と、南予地域において限定的あるいは優先的に実施される支援事業、施策が展開されています。
 また、南予地域の各市町は、地元産業団体等により構成する「地域活性化懇話会」を設置し、地域活性化をテーマとした取組みについて検討を実施しております。

【当市への具体的支援について】
 平成18年度における当市への支援としては、南予地域振興施策(既存施策)として愛媛ブランド真珠生産技術開発事業、南予フード産地育成・強化事業、南予地域密着型ビジネス創出緊急支援事業等、様々な分野・範囲での財政的支援(補助金)、さらには事業実施に際しての県職員のご協力、アドバイス等人的支援(マンパワー)等をいただいております。
 また、当市懇話会の検討結果として取りまとめた新たな活性化への取組み、「虹色ツーリズム推進プロジェクト」と「売れるモノづくり支援事業」のふたつの事業計画を県へ提出いたしましたところ、虹色ツーリズム推進プロジェクトの個別事業のひとつである、「スポーツ合宿誘致活動(愛南町との連携事業)」について、新たな財政支援措置(平成19年度)をご検討いただいております

【今後の方向性について】
 前述のふたつの事業の効果的、効率的な推進を図るとともに、南予地域9市町の連携による、観光・物産を中心とした地域全体のブランドイメージ構築に向けた取組みについて、関係市町、機関等含めて検討を進めたいと考えております。

一覧へもどる